SWドラマ「マンダロリアン」新シーズン配信開始 ローンチイベントにキャスト集合
1日、映画『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ最新作「マンダロリアン」シーズン3の配信がスタートした。配信に先駆けた現地時間2月28日には、アメリカ・ロサンゼルスでローンチイベントが行われ、主演のペドロ・パスカルをはじめとするキャスト陣や、製作総指揮を務めるジョン・ファヴローやデイヴ・フィローニらが出席。新シリーズへの思いを語った。
『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』の5年後を舞台に、戦闘集団マンダロリアンの戦士マンドーことディン・ジャリンと、強いフォースを秘めた子供グローグーの旅を描く本作。シーズン3では、グローグーのためにマンダロリアンの掟を破ったマンドーが、許しを得るために、彼らのルーツでもある惑星マンダロアに向かう。
ハリウッド中心部のエル・キャピタンシアターで行われたイベントには、マンダロリアンのコスチューム姿やグローグーを抱える人々をはじめ、さまざまな衣装に身を包んだ『スター・ウォーズ』ファンが集結。主演のペドロが、マンドーとグローグーを伴ってレッドカーペットに登場すると、さっそく会場は大熱狂に包まれた。
ペドロは、新シーズンでは、マンドーとグローグーの関係をさらに掘り下げると言及。「マンドーとグローグーがまた一緒に旅に出られるというのは本当に最高だよ。まだまだ二人には掘り下げる余地がたくさんある。なぜなら二人の親子のような関係性はとても豊かで、必ずしもマンドーがグローグーに教えを伝えるだけではなく、彼もグローグーから学ぶことがある。とても素晴らしい関係性だし、シーズン3でそんな二人をさらに掘り下げていくのはとても楽しかった」と明かす。
また、クリエイターとしてシリーズを支えるファヴローは、いよいよ配信を迎え「今は完成したことにホッとしていて、すべてに満足しているよ」と安堵。さらに「日本の侍映画はジョージ・ルーカスにとても大きな影響を与えたんだ。僕たちもそんなルーカスの精神を受け継ぎ、間違いなく侍映画から大きなインスピレーションを受け続けているよ。そして僕らは日本のファンをとても愛している。食べ物やおもちゃ、そして文化も、日本が大好きなんだ!」と日本に向けて愛を語った。
そして、ファヴローと共に製作総指揮を務めるフィローニも「日本のファンの皆さんと本作を分かち合えることにとても興奮しているよ。僕は日本に行くのが大好きだし、何人かの『スター・ウォーズ』ファンにも会ったんだ。だから、みなさんが楽しんでくれることを願っているよ。フォースはみなさんとともに強くあります」と日本のファンにメッセージ。「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」などのアニメーションシリーズを任されるなど、ルーカスから厚い信頼を寄せられているファヴローは「僕は、ジョージ・ルーカスが作ったもの、彼の神話とサーガの基盤に大きな敬意を抱いている。そして、僕たちの創る作品はその全体像の一部だと思うし、僕はそれで構わない。人々が本作を楽しんでくれて嬉しいんだ」と熱い思いを明かした。
イベントにはそのほか、伝説的マンダロリアンであるボ=カターン・クライズ役のケイティー・サッコフ、旧帝国軍将校モフ・ギデオン役のジャンカルロ・エスポジート、グリーフ・カルガ役のカール・ウェザース、ペリ・モットー役のエイミー・セダリスなどのキャスト陣やエピソード監督たちが出席し、新シリーズの配信開始を祝福した。(編集部・入倉功一)
「マンダロリアン」シーズン3はディズニープラスにて独占配信中