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「大奥」吉宗に“ハント”された卯之吉を演じているのは?

第8回より冨永愛演じる8代将軍吉宗
第8回より冨永愛演じる8代将軍吉宗 - (C)NHK

 2月28日に放送されたよしながふみ原作のNHKドラマ「大奥」(毎週火曜よる10時~10時45分)の「八代将軍吉宗・水野祐之進編」第8回では、冨永愛演じる8代将軍徳川吉宗のクールな“肉食”ぶりが「カッコ良すぎる」と反響を呼んだが、その吉宗に“ハント”されたのが卯之吉。思いがけずシンデレラボーイとなる卯之吉を演じた吉田庸に注目してみた(※一部ネタバレあり)。

【画像】杉下をハントする吉宗

 第8回では、吉宗が苦しむ民の為に「上米の制」や「目安箱」などさまざまな政策を打ち出し、「赤面疱瘡」の解決へ動き出していくさまが描かれた。そんななか、吉宗は子作りの責務を果たすべく、お三の間で働いていた杉下(風間俊介)に迫るも、正直な杉下は「種なし」であることを告白し辞退したため、庭で掃除をしていた卯之吉に目をやった。不敵な笑みを浮かべ近づくと卯之吉の襟首をつかみ、有無を言わさず連れ去った。

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 その後、吉宗は身籠り姫を産むが、父親を定めないと宣言。これに異を唱える杉下は吉宗と“手合わせ”をした男たちを集め、吉宗自ら父を選ぶことを進言した。すると吉宗は、そこに一人だけ姿を現さぬ者がいることを見抜き、卯之吉に白羽の矢が立つことに。

 無欲で控えめな卯之吉を演じたのは、36歳、大阪府出身の吉田庸。公式Twitterには「漫画原作の役を初めてやってみました」と投稿している。出演シーンは長くないものの、吉宗に誘われた際に「えっ、えっ」と動揺したり、杉下に吉宗の子の「父」に選ばれたことを告げられた際に驚きのあまり卒倒したり、訳のわからぬまま運命が激変していく戸惑いをごく自然体で体現。ネット上では「卯之吉wwww」「良かったわね……」「卯之吉倒れるのツボ」と好感を持つ視聴者の声が見られた。

 吉田は、「眠れない夜なんてない」(2020)、「ソウル市民」(2022)など青年団を中心とした多くの舞台に出演。ドラマでは大河「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019※記者・吉田役)、ディーン・フジオカ主演のWOWOWドラマ「HOTEL-NEXT DOOR-」(2022※弁護士・吉村貴教役)など。映画では篠崎誠監督の『あれから』(2013)、鈴木卓爾監督の『ジョギング渡り鳥』(2016※サラリーマン・海部路戸ノブ役)、『劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人4~』(2022※不動産屋・斉藤茂役)、三浦透子主演『そばかす』(2022)や『映画 イチケイのカラス』(2023)などに出演している。サウナ愛好家でもある。(編集部・石井百合子)

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