映画『ONE PIECE』声優・田中真弓が話題賞に感謝「お前たちは俺の仲間だ！」

　第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、話題賞の作品部門で受賞したアニメーション映画『ONE PIECE FILM RED』の主人公・ルフィの声を担当する田中真弓が喜びを語った。

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　プレゼンターを務めた菅田将暉は、田中に「小学校のころから（週刊少年）ジャンプが大好きで、毎週定期購読しております。アニメ・映画もいつも楽しみにしております。これからも頑張ってください」とメッセージ。

　作品を代表して登壇した田中は「海賊王におれはなる！」とルフィのセリフで歓声を受けると、すぐさま「……と、言い続けて23年、まだ海賊王にはなっておりません」と笑いをとりつつ、「しかし、旅の途中でこのような晴れがましい場所に立たせていただけて、本当に幸せです。『ONE PIECE』にかかわった全ての皆さま、そして応援してくれたみなさま……」と感謝。最後は「お前たちは俺の仲間だー！」とルフィからのメッセージを届け、盛大な拍手を受けていた。

　『ONE PIECE FILM RED』は、四皇シャンクス（声：池田秀一）の“娘”である歌姫・ウタ（ボイスキャスト：名塚佳織、歌唱キャスト：Ado）をめぐる物語を描いた『ONE PIECE FILM』シリーズ第4弾。豪華アーティストが提供した主題歌＆劇中歌も話題となり、ウタはアニメのキャラクターとして初めて、NHK紅白歌合戦に出場した。

　本作の音楽チームには、その年、顕著な興行成績をあげた作品で、独自の企画性が際立つ作品を生み出した団体・人物に与えられる特別賞も贈られ、ウタ役の名塚が登壇。歌唱キャストを務めたAdoからのメッセージも流された。（編集部・入倉功一）