2時間49分の『ジョン・ウィック4』キアヌのセリフはわずか380単語
映画『ジョン・ウィック』シリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(9月全国公開)の上映時間2時間49分のうち、主人公ジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーヴスのセリフはわずか380語だという。The Wall Street Journal が報じた。
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迫り来る殺し屋を次々と仕留めるジョン・ウィックは、もともと口数が少ない男として描かれてきた。本編1時間41分ある第1作では、キアヌに合計484語のセリフが用意されたが、1時間以上長い第4弾では103行・380語とかなり少なめ。予告編に収録されているキアヌのセリフ量は、映画本編の約10パーセントに相当するという。
セリフの少なさは監督のチャド・スタエルスキとキアヌの狙いだそうで、当初脚本に書かれていた会話パートは、半分近く削られている。ジョン・ウィックが会話の主導権を握るシーンでも、「ピストル」「容赦しない」など端的なセリフに集約したという。共同脚本家のマイケル・フィンチも「彼(キアヌ)がどれだけ喋らないことに忠実か、一緒に仕事をすれば驚くはず」と語っている。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、主席連合との全面対決に挑むジョン・ウィックが、日本にいる友人の協力を求め、大阪のコンチネンタルホテルを訪れる。ジョンの友人・シマヅを真田広之が演じるほか、その娘役で日本出身のアーティスト、リナ・サワヤマが出演している。(編集部・倉本拓弥)