移動&上映中の介護ヘルパーによる「映画館付き添い優待キャンペーン」実験的に導入へ クラウドケアがSMTとサービス提携
ネットで頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care(クラウドケア)」を運営する株式会社クラウドケアが、4月3日より株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(以下、SMT)が運営する映画館(10館)にて、シミュレーションという形でサービス提携を開始する。
本サービスは、自宅から映画館までの移動・上映中の介護ヘルパーによる「映画館付き添い優待キャンペーン」を実験的に導入するというもの。上映中の映画のほか、松竹グループの演劇コンテンツ「シネマ歌舞伎」や、一部のコンサートの配信・上映も楽しむことが可能となる。また、本サービス利用に限り、クラウドケアの付き添いサービスの利用料金が5%割引で提供となる。
サービス対象の劇場は以下の通り。新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、MOVIX亀有、MOVIX昭島、MOVIX橋本、MOVIX柏の葉、MOVIXさいたま、MOVIX川口、MOVIX三郷の10館だ。
本サービスは映画チケット料金+クラウドケア料金が必要で、クラウドケア料金は、通常時1時間3,300円+交通費880円(優待クーポン5%割引の場合、1時間3,135円+交通費880円)。想定の利用時間(映画館への往復時間+映画館の上映時間)を見積り、利用時間を決める必要がある。
なお、申込期限はクレジットカード払いの場合、依頼日時の96時間前まで。コンビニ・ペイジーでの支払いの場合は、依頼日時の120時間前となる。クラウドケア運営事務局営業時間は平日9時~18時。また、クラウドケアでは通常サービス日時の48時間前のキャンセルから利用金額を全額負担となるが、SMT優待割引での依頼の場合はチケットが確保できなかった場合に限り、全額返金でのキャンセルを可能だという。(編集部・梅山富美子)