エドガー・ライト『スコット・ピルグリム』Netflixでアニメ化!クリス・エヴァンスら声優で再結集
Netflixは30日、エドガー・ライト監督作『スコット・ピルグリムVS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)を基にした新作アニメシリーズ「SCOTT PILGRIM(仮題)」の制作を発表し、特別映像が公開された。アニメーション制作は『犬王』などのサイエンスSARUが担当。マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、サティヤ・バーバー、キーラン・カルキン、クリス・エヴァンス、アナ・ケンドリック、ブリー・ラーソンなどのキャスト陣が、それぞれ演じたキャラクターの声優を再び務める。
本作のベースとなるオリジナル映画版は、ブライアン・リー・オマリーらのコミックを原作に、バンド青年のスコット・ピルグリム(マイケル・セラ)が、恋に落ちた女性のハートを射止めるために、7人の邪悪な元カレとの対決に挑むファンタジーコメディ。
アニメ版は、エドガー・ライトが製作総指揮を務め、登場キャラクターの声優として、マーベル映画などを通じて今や大スターとなったキャストたちが参加。エドガーは「私が自分のキャリアで成し遂げた最も誇らしく楽しかったことの1つは、『スコット・ピルグリムVS. 邪悪な元カレ軍団』で最高のキャストを集め、彼らとともに制作に挑んでいることです。2010年の映画公開以来、何度か顔をあわせる機会はありましたが、今まで全員が再集結する機会がありませんでした」とコメント。「このアニメはユニバースを拡げるだけではない、、、とにかく見てほしいです。この壮大な新しい冒険のためにオリジナルキャスト全員を説得し、キャラクターの声を務めてもらうことができたことを、とても嬉しく思っています」と喜びを語っている。
監督は「スター・ウォーズ:ビジョンズ」などに参加した、サイエンスSARUのアベル・ゴンゴラ。原作シリーズの著者である、ブライアン・リー・オマリーとベンデヴィッド・グラヴィンスキーも製作総指揮、脚本、ショーランナーとして参加しており、ブライアンは「再び以前の仲間が団結しています! 豪華キャストが、エドガー・ライトの呼びかけで一人残らず集結しました。さらに、サイエンスSARUが驚異的なアニメーションで率いてくれるのですから、この冒険のためにこれ以上の良いチームないでしょう」と日本を代表するアニメーションスタジオとのコラボにも期待をかける。(編集部・入倉功一)
Netflix シリーズ「SCOTT PILGRIM(仮題)」独占配信予定