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16キロ増量!韓国俳優ソ・イングク初の悪役のハマりっぷり『オオカミ狩り』本編映像も公開

ソ・イングクの悪役っぷり!
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 韓国の人気俳優ソ・イングクが、公開中の映画『オオカミ狩り』で、全身タトゥーだらけで極悪非道な犯罪者を演じるにあたり、16キロ増量して役に挑んでいる。狂気に満ちた姿が垣間見える本編映像も公開された。

【動画】16キロ増量で悪役に挑んだソ・イングク!映画『オオカミ狩り』本編映像

 本作は、フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が舞台。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染め、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。韓国ではR18+で公開された本作は、容赦ない暴力描写と血しぶき舞うアクションで観客を魅了し、韓国の興行収入ランキング初登場第1位(2022年9月22日~25日、BOX OFFICE MOJO調べ)を記録した。

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 第一級殺人の国際手配犯のジョンドゥを演じたソ・イングクは、初の悪役に挑戦するにあたり、1日6回の食事と運動で体を大きくし、16キロの増量で役づくりをしたという。

 さらに、ソ・イングクの特徴でもある三白眼を生かした眼差しの演技を研究したそうで、人を人間と思わずおもちゃのように見ることを意識したと語っている。これまでコンプレックスだったという三白眼だが、キム・ホンソン監督が絶賛する彼ならではの武器に。ジョンドゥの恐ろしくも、目が離せなくなるセクシーな魅力を引き立てている。

 公開された映像では、船を乗っ取るべく乗務員と警官たちを次々と殺しまくるジョンドゥたち犯罪者集団の緊迫した瞬間が切り取られている。船の機関長をジョンドゥが迷いもなく殺そうとしたところ、寡黙な犯罪者ドイル(チャン・ドンユン)が、ものすごい力でジョンドゥの腕を捩じ上げる。警官たちが駆け付け、銃で割り込むが、ほかの犯罪者たちとは明らかに違う空気感を放つ2人は銃声にもびくともしない。

 本作の監督を務めたキム・ホンソンは、『共謀者』『メタモルフォーゼ/変身』などを通じて“ジャンル映画のマスター”として地位を築いてきた人物。2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得て、本作をつくりあげた。

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 なお、本作は、韓国映画としてはポン・ジュノ監督作『グエムル -漢江の怪物-』以来16年ぶりに第47回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門に正式出品となったほか、第55回スペイン・シッチェス国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門で審査委員特別賞・特殊効果賞を受賞した。

 本作には、チャン・ドンユン(「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」)や、パク・ホサン(「刑務所のルールブック」)、チョン・ソミン(「還魂」)などが出演している。(編集部・梅山富美子)

ソ・イングクが悪役挑戦!映画『オオカミ狩り』本編映像 » 動画の詳細
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