劇場版『TOKYO MER』で昇進したメンバーは？
2021年7月期にTBS日曜劇場枠で放送された鈴木亮平主演による連続ドラマの続編となる『劇場版TOKYO MER～走る緊急救命室～』（4月28日公開）。ドラマでは、オペ室を搭載した大型車両（ERカー）で事故や災害の現場に駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」の活躍が描かれたが、劇場版では舞台が連ドラから2年後とあって、MERメンバーの設定も複数が変更されている。
劇場版では、「TOKYO MER」が横浜ランドマークタワーで発生した爆発事故で地上70階に取り残された193名の命を救うために奔走する。「TOKYO MER」の正式認可から半年後を舞台にしたスペシャルドラマ「TOKYO MER～隅田川ミッション～」では、MERドクター、厚生労働省医系技官として官僚と医師を兼務していた音羽（賀来賢人）が全国の政令指定都市にMERを展開するためチームを去る展開となり、劇場版では「厚生労働省医政局 MER推進部統括官・医師技官」の肩書に。
その音羽に代わってセカンドドクターを務めることになったのが弦巻比奈（中条あやみ）。SPドラマまでは、東京海浜病院の循環器外科に所属しながら TOKYO MER も兼務していたが、劇場版では「TOKYO MER セカンドドクター」に。
また、喜多見の右腕として腕を振るっていた看護師の蔵前夏梅（菜々緒）は「看護師長」に、メカオタクの臨床工学技士・救命士の徳丸元一（佐野勇斗）は「臨床工学技士 兼 機関士」に。
そして新メンバーとして、ジェシー（SixTONES）演じる潮見知広（しおみ・ともひろ）が研修医として所属。喜多見の背中を追いかけながらも、命の危険を伴う現場に身をすくませてしまう自分に葛藤しつつ成長していく。
チーフドクターの喜多見は、一度は離婚した循環器外科医・高輪千晶（仲里依紗）と再婚し、千晶が妊娠。千晶が爆発事故が起きたランドマークタワーに取り残された193名の一人であることが判明し、喜多見は医師のみならず夫としての試練にも立ち向かうこととなる。（編集部・石井百合子）