“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン、ゾンビ役やりたい!大阪コミコンで熱烈アピール
海外ドラマ「ハンニバル」のレクター博士役や映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のグリンデルバルド役で知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが6日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミックコンベンション2023」(以下、大阪コミコン)のセレブステージに登場し、今後挑戦してみたい役を明かした。
日本開催のコミコン参加は、2017年の「東京コミコン」に続いて二度目となるマッツ。「日本のファンが大好きなのでは?」という質問に、日本語で「はい」と即答すると、「世界中で日本のファンがベストです。思いやりがあって、素晴らしいです。今回も限られた時間しか交流ができませんが、次回はもっと時間を確保して戻ってきたいです」と早くも再来日を約束する。
マッツといえば、『ドクター・ストレンジ』で“永遠の命”を追い求めるカエシリウス、『ファンタスティック・ビースト』で闇の魔法使いグリンデルバルドにふんするなど“悪役”を務めることが多い。しかし、マッツ本人は「自分が演じるキャラクターを悪役だとあまり思ったことはありません」と告白。「コインの裏表のように、人間の闇の部分を表現するような感覚で演じています」と役へのアプローチ方法を明かした。
6月には新作映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されるなど、人気シリーズへ立て続けに出演しているマッツ。今後挑戦したいシリーズや役について問われると、「ずっとゾンビになりたかった」と回答し、「ただ、作品ですぐに死んでしまうことが問題点なんです。なので、メインキャラクターがゾンビである作品に出演したいです」とアピールしていた。(取材・文:倉本拓弥)
「大阪コミコン2023」は5月7日までインテックス大阪で開催中