『パイレーツ・オブ・カリビアン』海賊長役俳優、77歳で死去
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)で海賊長の一人・ビジャヌエバを演じたメキシコ人俳優セルジオ・カルデロンさんが現地時間5月31日、老衰のため米・ロサンゼルスの病院で亡くなった。77歳だった。セルジオさんの広報が The Hollywood Reporter に明かした。
【画像】『パイレーツ・オブ・カリビアン』でセルジオさんが演じたビジャヌエバ
セルジオさんが演じたビジャヌエバは、9人の有力な海賊長の一人で、アドリア海に拠点を置いていた。『ワールド・エンド』では難破船入江での評議会に出席し、東インド貿易会社との決戦に挑んだ。セルジオさんは映画と同年に発売されたゲームでも、ビジャヌエバに声を当てていた。
1945年7月21日生まれのセルジオさんは、ジョン・ヒューストンさん主演映画『秘境の果てを行く』(1970)で銀幕デビュー。1983年放送の人気ドラマ「特攻野郎Aチーム」にゲスト出演を果たしたほか、SF映画『メン・イン・ブラック』(1997)では、棒の先端に人間の頭を刺したエイリアンを演じていた。(編集部・倉本拓弥)