のん、あまちゃん再放送で「こんなに面白いんだってビックリ」
俳優・“創作あーちすと”ののんが10日、新宿バルト9で行われたアニメーション映画『雄獅少年/ライオン少年』舞台あいさつ付き上映イベントに出席。映画の素晴らしさを語るとともに、現在再放送されているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」について司会者から触れられると「改めて観て、こんなに面白いんだってビックリしながら観ています」と笑顔で語っていた。
本作は、2022年に開催された中華映画特集上映「電影祭」にて『雄獅少年 少年とそらに舞う獅子』というタイトルで、日本語字幕版が上映されると、好評を得たため、新たに題名を『雄獅少年/ライオン少年』として上映される日本語吹き替え版。田舎で暮らす少年が獅子舞と出会い、演武にチャレンジしながら仲間たちと一緒に成長していく姿を描いた物語。のんは、日本語吹き替え版主題歌「この日々よ歌になれ」を担当している。
『雄獅少年/ライオン少年』を観て「大感動した」というのんは、主題歌「この日々よ歌になれ」について「作品と歌詞の親和性が高かったのでビックリしました」と映画と楽曲がピッタリだったことに感激したという。
のんは「獅子舞のアクションがリアルで、目の前で演技を見ているぐらい美しいしカッコいい。赤の使い方など中国の美意識も感じられて、驚きが多かった」と作品の感想を述べると、アニメーションという表現についても「わたしは普段実写作品で演技をしているのですが、アニメならではの構図やカメラワーク、キャラクターの動きなどはすごく新鮮でグッときます」と影響を受けているよう。
また司会者から、現在「あまちゃん」が再放送されていることに触れられたのんは「面白いですよね」と笑顔を見せると「こんな面白いんだって(笑)。これが朝ドラで成立するんだということにビックリしながら観ています」と語る。
周囲からも反響があるようで「毎日のようにトレンドに上がっていたり、たくさんの人に元気を与えているドラマだったんだなと改めて思いました。わたしも観返して『ここすごく自分の演技好きだな』って観ています」と笑顔を見せていた。
また、のんは「あまちゃん」について「改めて素晴らしい作品に出させていただいたなと。いろいろな奇跡が重なって、キャスト、スタッフの皆さんなどすべてがうまくいって、とても楽しかった。それが観ている方にも届いているなと感じています」としみじみ語っていた。
最後にのんは『雄獅少年/ライオン少年』について「本当に素晴らしい作品。日本語吹き替え版の声優さんもとてもコミカルで素敵なので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです」と作品をアピールしていた。(磯部正和)