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クリス・ヘムズワース、『ソー:ラブ&サンダー』は「バカバカしすぎた」と反省

『ソー:ラブ&サンダー』でのクリス・ヘムズワース
『ソー:ラブ&サンダー』でのクリス・ヘムズワース - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 昨年公開された映画『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ&サンダー』について、主演のクリス・ヘムズワースが反省点を British GQ に語った。

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 『ソー:ラブ&サンダー』では、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に続いてタイカ・ワイティティ監督とタッグを組み、雷神ソーのコミカルな部分をフィーチャーしたクリス。しかし前作ほどの高評価は得られず、ヒットと言えるとはいえ、世界興行収入も前作を下回る結果となっていた。

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 クリスは、自身の子供たちの友達からも同作のダメ出しを食らったという。「たくさんの8歳児たちに批評されたよ。『ユーモアがありすぎたと思う。アクションはクールだけど、VFXがそれに見合っていなかった』とかってね」。自らもあらためて同作を振り返り、「僕たちはただ、楽しみ過ぎたのだと思う。それであまりにバカバカしいものになってしまった」と反省する。「その中心にいながら物事を評価する視点を持つのは、いつだってとても難しい。僕はそのプロセスが好きで、それはいつだってものすごい経験だ。だが、人々がどういう反応をするかはわからないものなんだ」と振り返っていた。

 また、マーティン・スコセッシクエンティン・タランティーノといった有名映画監督たちの“マーベル批判”についても口を開いたクリス。「それを聞いた時はめちゃくちゃ落ち込んだよ。僕のヒーローのうち二人と、今後仕事はできないってことだろうから。彼らは僕のファンじゃないんだろうな」。それでもマーベル映画への参加は意味のあることだったといい、「人々を映画館に引き留めるような作品に携われたことに感謝している。それが、他の映画の不利益になったかどうかは、僕にはわからない」と続けていた。(編集部・市川遥)

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