JO1から與那城奨、大平祥生、金城碧海が参戦！映画『OUT』で暴走族に

　品川ヒロシの監督・脚本で実写映画化する『OUT』（2023年11月公開）に、グローバルボーイズグループのJO1から與那城奨、大平祥生、金城碧海の3人が出演することが明らかになった。

【動画】JO1、與那城奨・大平祥生・金城碧海3ショットコメント動画

　本作は、品川の小説「ドロップ」で活躍した伝説の不良・井口達也が主人公のスピンオフ。かつて暴走族の特攻隊長として恐れられ、少年院から出所したばかりの井口が、次に問題を起こせば“アウト”な状況の中、地元から遠く離れた新天地で壮絶な更生生活を送る姿を描く。主人公・井口を倉悠貴が、暴走族「斬人（キリヒト）」の総長・丹沢敦司を醍醐虎汰朗が、副総長・安倍要を水上恒司が、そしてヒロイン・皆川千紘を乃木坂46の与田祐希が演じる。今回追加キャストとして発表されたJO1の3人は、與那城が暴走族「斬人」の特攻隊長・長嶋圭吾役を、大平が親衛隊長・目黒修也役を、金城が期待のルーキー沢村良役をそれぞれ担う。

　與那城は「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています」と戦闘中毒者という難役にチャレンジした感想を語った。また、ダンスで磨きあげた高い運動神経で、ボクシングスタイルのアクションをスピード感たっぷりに演じきった大平は、「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただき、正直大変でした（笑）。自分とは真反対で、それが逆に楽しめました」と撮影を振り返った。

　品川監督のWOWOWドラマ「ドロップ」にも出演しており、格闘技経験のある金城は「元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げました。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態で僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです」とコメントした。

　そんな高い身体能力で魅せるアクションを体現した3人を、品川監督も絶賛。「3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際 3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」と明かした。

　今回のキャスト発表にあわせて、3人が演じてみての感想や撮影時のお互いの印象などを語ったコメント動画も公開。メンバー同士ならではの視点で、互いの苦労や頑張りが明かされている。（高橋理久）