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『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』日本公開決定 オスカー女優ミシェル・ヨーが謎の霊媒師役

映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』特報|9月15日(金)劇場公開 » 動画の詳細

 アガサ・クリスティの傑作小説をケネス・ブラナー主演・監督で映画化するミステリーシリーズ第3弾『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(原題:A Haunting in Venice)が、クリスティの誕生日である9月15日に日本公開されることが決定し、特報と場面写真が公開された。

【動画】最新作はホラー調…『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』特報

 『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続いて、ケネス扮する名探偵エルキュール・ポアロの謎解きを描く本作。原作は1969年に発表された「ハロウィーン・パーティ」で、舞台はイギリスからハロウィンを迎えた第二次世界大戦後のベネチアへと移される。

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 一線を退き、ベネチアで流浪の日々を送るポアロは、朽ち果てた大邸宅で行われる降霊会にいやいやながら参加することに。そこで来賓の1人が殺害され、ポアロは影と秘密をはらんだ邪悪な世界へと足を踏み入れてしまう。

不気味な霊媒師を演じるミシェル・ヨー - (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 降霊会を開く謎の霊媒師を演じたのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で第95回アカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー。特報では、前2作から作風がガラリと変わったホラー調で、不気味な降霊会と超常現象の謎に挑むポアロの姿を映し出す。

 主演のケネスは、本作で「ハロウィーン・パーティ」を扱ったことについて「登場人物が列車や豪華客船で、美しい風景をバックに移動して行くという壮大な旅行記の後は、ポアロや登場人物を一か所に閉じ込めるのが面白いのではと感じたんだ」と告白する。

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 オスカー俳優の仲間入りを果たしたミシェルとの共演は「最高に幸せだった」と話すケネス。「彼女は、スクリーン上で類いまれな存在感を放っていました。威厳に満ちていて、見事な表現力があり、そして人を惹きつける力がある。茶目っ気があり、楽しい。観客に本当に信じてもらうよう説得力を持たせるには、ミシェルが作品にもたらす深み、知性、そして静寂さが不可欠なのです」と彼女の演技を絶賛した。

第3弾も豪華な顔ぶれ!- (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 主要キャストは前作から一新。ケネス監督作『ベルファスト』にも出演したジェイミー・ドーナンジュード・ヒルのほか、 ティナ・フェイ(『ソウルフル・ワールド』)、カイル・アレン(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、カミーユ・コッタン(『スティルウォーター』)、リッカルド・スカマルチョ(『ジョン・ウィック:チャプター2』)らが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)

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