コカイン食って凶暴化したクマ、『スパイダーバース』コンビが実話ベースで映画化!『コカイン・ベア』公開決定
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が大ヒット中のフィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデュースした新作映画『コカイン・ベア』が、9月29日に日本公開されることが決定し、特報とティザービジュアルが公開された。
【動画】実話ベース!コカイン食べたクマが凶暴化『コカイン・ベア』特報
本作のベースとなったのは、1985年にアメリカで実際に起きた事件。麻薬密売業者がコカインの入ったバッグを投棄し、その3か月後、開封済みプラスチック容器の隣で、薬物の過剰摂取により死亡したと見られるクマが発見された。今年2月に映画が全米公開されると、劇中のクマが“コーキー”の愛称でSNSを中心にバズり、今年のアカデミー賞授賞式では、視覚効果賞のプレゼンターとして異例の登場を果たした。
童謡「森のくまさん」の一節が流れる予告編では、森林公園を散策する子供たちの前に、口元がコカインまみれになったクマが登場。ハイになったクマは、看板をぶち破り、猛スピードで木を駆け上ったり、走行中の救急車をめがけて大ジャンプする暴れっぷりを披露する。一方で、仰向けになって人間にすり寄る姿も見せるなど、かわいらしい一面も映し出される。
メガホンを取ったのは、『チャーリーズ・エンジェル』『ピッチ・パーフェクト2』など映画監督としても活躍する女優エリザベス・バンクス。メインキャストには、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のケリー・ラッセル、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」のオシェア・ジャクソン・Jr、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のオールデン・エアエンライク、昨年5月に亡くなったレイ・リオッタらが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)
『コカイン・ベア』は9月29日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開