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『スパイダーマン』新スピンオフ映画、無期限延期

画像は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より
画像は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニー・ピクチャーズは現地時間21日、『スパイダーマン』シリーズの新スピンオフ映画『エル・ムエルト(原題) / El Muerto』の全米公開日を無期限延期とした。同作は当初、2024年1月12日に全米公開される予定だった。

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 主人公は、原作コミックでスパイダーマンとも対戦したことがあるプロレスラーのフアン・カルロス/エル・ムエルト。マーベル映画初のラテン系キャラクターをメインに描く作品で、主演をプエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニーが務め、アルフォンソ・キュアロン監督の息子であるホナス・キュアロンが監督に就任している。

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 The Hollywood Reporter によると、アメリカで続く全米脚本家組合(WGA)のストライキが、製作に影響を与えているという。脚本の追加作業は今春半ば頃までに終わらせる必要があったものの、期限までに間に合わず。撮影もまだ始まっていない状態だ。

 さらに、主演のバッド・バニーのツアー日程も延期の理由の一つとして挙げられる。映画の企画開発は現在も進められているが、彼がいつ頃まで参加可能かどうかは不明だという。

 ソニー/マーベルが製作する次回作は、アーロン・テイラー=ジョンソンが最強のハンターにふんする『クレイヴン・ザ・ハンター』。10月6日に全米公開を予定しており、日本でも秋に劇場公開される。(編集部・倉本拓弥)

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