FANTASTICS・八木勇征、ホスト役にメンバーから嬉しい一言
放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「ホスト相続しちゃいました」(毎週火曜よる11時~)で、オラオラ系のナンバーワンホスト・Masatoを演じるFANTASTICSの八木勇征が3日、オンラインで行われた取材会に参加。翌4日に最終回を迎える本作について、FANTASTICSのメンバーからもらった嬉しかった感想について語った。
本作は、叔父からつぶれかけの歌舞伎町のホストクラブを相続し、オーナーになってしまった広告代理店勤務のOL・本橋久美子(桜井ユキ)が、さまざまな問題を抱えるホストたちと共にホストクラブを立て直していくストーリー。八木は、ホストクラブ「MAJEST(マジェスト)」の幹部の一人で、ナンバーワンホスト・Masatoを演じている。
クランクイン前に、主演の桜井や同じくホスト役の三浦翔平らとホストクラブに赴き話を聞いたという八木。そこで「姫のことを女性としてリスペクトしつつも、お店なのでお金を使ってもらう」というバランスをどう演じるかを意識。そのなかで「高いお酒を入れてもらうことに『もったいないよ』と言うことは簡単でも、実はそれを望んでいない可能性もある。一番は使いたいと思ってもらえるような男になることが大切」と、ホストという仕事の本質を理解して役づくりをしていったという。
こうして作り上げたMasatoというキャラクター。八木が所属しているFANTASTICSのメンバーもオンエアを楽しみにしていたようで「僕は全話リアルタイムで実況のようにツイートしていたのですが、(中島)颯太や(木村)慧人、同い年の堀夏喜もリアルタイムでやってくれていたんです」と明かすと「みんなが『面白いし、とても見やすい』って声を掛けてくれたり、『ホストの世界こと良く分かった』って言ってもらえました。楽しんで観てもらえているようです」と評判は上々だったとのこと。
なかでも嬉しかったのが、中島颯太や佐藤大樹が言ってくれた「勇征って思わないで作品を観ることができている」という言葉。八木は「やっぱりそう言ってもらえるのは、すごく嬉しいですね」とはにかむと、「普段あまり自分が出ている作品について感想を言ってくれないチーフマネージャーが、全話リアルタイムで観ていて『面白い』って言ってくれるんです」とかなりの手応えを感じているとも。
いよいよ明日4日に最終回を迎える。ラストの台本を手にしたとき、「めちゃくちゃいいな」と率直に思ったと八木。それは桜井も三浦も同じ感想だったようで「みんなジーンときたと言っていました」と言うと「早く撮影したいなと思える最終回でした」と、ドラマを観続けてくれている人には、きっと満足いく最終回であることを強調していた。(取材・文:磯部正和)