映画『キングオージャー』中村獅童がシュゴッダム初代国王に!佐倉綾音、雛形あきことゲスト出演
特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分~)の劇場版となる『映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』(7月28日全国公開)に、中村獅童、佐倉綾音、雛形あきこがゲストすることが決定し、キャラクタービジュアルが公開された。
「王様戦隊キングオージャー」は、昆虫型機械生命体「シュゴッド」と共に、地帝国「バグナラク」から人類を守るために戦う5人の王=キングオージャーの物語。映画では、テレビシリーズに先立ち、主人公ギラ・ハスティー/クワガタオージャー(酒井大成)の国王就任の儀・戴冠式の様子が描かれる。
中村が演じるのは、シュゴッダム初代国王であり、ギラたちが迷いこむ死の国“ハーカバーカ”を治めるライニオール。新国王に即位するギラは、かつてチキューを救った初代国王と王座をかけた戦いに挑む。自身の子供が毎週作品を観ていることから、「お話いただいた時は驚きました」と中村。演じるライニオールについて、「シュゴッダムの初代国王という威厳のある存在で、ビジュアルは歌舞伎に通ずるものがあると感じ、細かいところまでこだわりました」と語る。
声優として活躍する佐倉は、ハーカバーカの案内人・デボニカ役を担当。「特撮作品の劇場版ゲスト俳優としてお声掛け頂くことなど想像しておりませんでした。さまざまな思いが巡りましたが、さまざまな思いで引き受けさせて頂く運びとなりました」と心境を明かすと、「私も幼少期に恐れていた死の世界、死の国への案内人として、慣れない撮影現場で佇み、戦い、涙しました。デボニカと王様の関わりを是非お楽しみください」とアピールしている。
また、雛形が演じるのは、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ(佳久創)の前に立ちはだかるトウフ国の前女王殿・イロキ。「スーパー戦隊と言うと、幼い頃から当たり前にそばにあった存在。その中でも女性のヒーローにはとても憧れました。強い女性がカッコいいと初めて思ったあの頃から、大人になった今。ヒールのかっこよさも味合わせていただいています。カッコいいヒールがあり、素敵なヒーローがあるのだと信じて今回演じさせていただきました」と振り返り、「作品への愛があふれる現場で生きさせていただいて幸せでした。ちょっとクセが強いけどイロキを少しでも愛していただけたら嬉しいです」と呼びかけた。(変種部・倉本拓弥)