『インディ・ジョーンズ』敵役マッツ・ミケルセン、流しそうめんの腕に絶対の自信
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(公開中)でインディの宿敵である元ナチスの科学者フォラー役を務めたデンマーク人俳優マッツ・ミケルセンがインタビューに応じ、流しそうめんの腕に絶対の自信を見せた。
【画像】マッツ・ミケルセンの「きゅんです」炸裂!大阪コミコンの様子
大阪コミコンに参加するべく、今年5月に来日していたマッツ。「滞在はとても気に入ったよ!」と切り出すと、「コミコンだから本当にたくさんの人がいて、部屋には愛が満ちていた。(時間がなくて)大阪の街はそんなに見られなかったけど、みんなの顔はたくさん見られた。だからとても楽しかったよ」と笑顔を見せる。マッツは大阪滞在時に流しそうめんにチャレンジしており、誰よりも器用に美しくそうめんをすくう動画が話題になっていたことに触れると、「映像を見たの!? 僕はあれがすごく得意だったんだ!」と満面の笑み。同席したボイド・ホルブルック(フォラーの手下クレーバー役)にも「僕は一番だったんだよ! 映像にも残っているんだ」と自慢すると、「新しい挑戦だった。ちょっとズルしたけどね(笑)」とちゃめっ気たっぷりに語っていた。
アメリカ人のボイドだが、妻がデンマーク人ということでデンマークでも多くの時間を過ごしており、マッツとはすぐに仲良くなれたのだという。「僕はすぐにマッツにぞっこんになった。最初はハリソン(・フォード)、マッツ、フィービー(・ウォーラー=ブリッジ)といった素晴らしい俳優たちに囲まれて、自分がこんなところにいていいのか? と思ったりもしたけれど、僕たちはただハイレベルな“ごっこ遊び”をしているのだと気付いた。それはただただ楽しく、最初の思いもすぐになくなったよ」とボイド。マッツはそんなボイドを、「ボイドのことは最初より最後の方が好きだったかな。うそ、最初からちゃんと好きだったよ(笑)」と優しくからかっていた。
インディ・ジョーンズ役のハリソンは現在80歳だが、撮影現場では年齢を感じさせないエネルギッシュさで、ボイドいわく「50歳の体に囚われた25歳って感じ」なのだという。マッツも「僕たち3人が一緒になったら、ボイドと僕がその部屋にいる大人になる。ハリソンはティーンエイジャーだよ」と同意する。
同作は5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品されており、カンヌではハリソンに脇腹をくすぐられるマッツの姿が目撃されていた。「見ていたの? そうなんだよね」と笑ったマッツは、「楽しかったよ。ハリソンは最初に会った時なんか、何百人もの前で僕を指さして『ナチがいるぞ!』と叫んだんだ(笑)。僕は『本物のナチスではないんです。映画の役柄なんです』と説明しなくちゃいけなかった。彼はそういうことばかりするんだ(笑)。そんなところが好きだよ」とハリソンのいたずらっ子な一面を明かしていた。(編集部・市川遥)
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は公開中