マット・デイモン、ノーラン監督から電話がなければ俳優業を休むと妻に約束していた
クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』に出演しているマット・デイモンが、同作への出演が決まる前に、条件付きで俳優業を休むと妻のルシアナ・バロッソさんに約束していたことをEW.comで明かした。
『AIR/エア』『スティルウォーター』『最後の決闘裁判』『フォードvsフェラーリ』など、ここ数年だけでも、俳優・脚本家・プロデューサーとして精力的に活動しているマット。多忙を極めたためか、俳優業を休むことをルシアナさんに約束していたという。
ただし、ノーラン監督からオファーがあった場合は別だったという。2014年公開の『インターステラー』以来、ノーラン作品には出演しておらず「ローテーションに入っていなかった」というマットだが、ノーラン監督から電話があれば休みを保留にすると、カップルセラピーで妻に交渉していたと告白。「なぜなら、彼が何に取り組んでいるか誰もわからないからだ。決して教えてくれないし、突然電話をかけてくるからね」と語っている。
本作は、ピュリッツァー賞を受賞した伝記「オッペンハイマー 『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を基に、ノーラン監督が「原爆の父」と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを描く最新作。キリアン・マーフィがオッペンハイマー役を務め、マットはマンハッタン計画の責任者である軍人レズリー・グローヴス役で出演。そのほか、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらオールスターキャストが脇を固めている。(西村重人)