『バービー』V2!早くも世界興収1,000億円突破
全米ボックスオフィス考
先週末(7月28日~7月30日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』が興行収入9,301万1,602ドル(約130億円)で2週連続の首位を獲得した。前週比42.6%ダウンに抑えるなど2週目も大ヒット中で、累計興収は3億5,141万4,453ドル(約492億円)に到達。世界興収は7億8,071万4,453ドル(約1,093億円)となり、早ければ今週末にも世界興収10億ドル(約1,400億円)の大台に乗るペースだ。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル140円計算)
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今年の公開作で世界興収10億ドル(約1,400億円)を突破しているのは、アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のみ。同作の世界興収は現在13億5,126万6,849ドル(約1,892億円)となっている。
『バービー』と同日に公開され、「バーベンハイマー(Barbenheimer)」として相乗効果のヒットとなっているクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』も好調。前週比43.4%ダウンに抑える興収4,670万5,630ドル(約65億円)を上げ2位をキープした。
初登場組では、ディズニー実写版『ホーンテッドマンション』が興収2,408万2,475ドル(約34億円)で3位に、A24のホラー『トーク・トゥ・ミー(原題) / Talk to Me』が興収1,043万1,720ドル(約15億円)で6位にランクイン。限られた劇場で公開された日本のアニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、興収64万5,086ドル(約9,000万円)で11位デビューだった。(編集部・市川遥)
7月28日~7月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『バービー』
2(2)『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』
3(初)『ホーンテッドマンション』
4(3)『サウンド・オブ・フリーダム(原題) / Sound of Freedom』
5(4)『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
6(初)『トーク・トゥ・ミー(原題) / Talk to Me』
7(5)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
8(7)『マイ・エレメント』
9(6)『インシディアス:ザ・レッド・ドア(原題) / Insidious: The Red Door』
10(8)『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』