SNSでバズり中!さかな芸人ハットリ、シーパラ飼育員と『MEG』徹底解剖
映画『MEG ザ・モンスターズ2』(8月25日)の公開を記念したイベント「MEG<メグ>徹底解明!夏休み特別講座」が8日、横浜・八景島シーパラダイスで開催され、「バズる魚変え歌ネタ」で話題のさかな芸人ハットリと、シーパラダイスでサメを担当する飼育員・荒川壮平氏が登壇。来場客から寄せられた質問に回答したほか、MEGを絡めてのサメトークを繰り広げた。
【動画】ステイサムvs巨大ザメvs新たな巨大生物!『MEG2』恐怖の最新映像
『MEG ザ・モンスターズ2』は、ジェイソン・ステイサム演じる潜水レスキューのプロ・ジョナスと、実在した超巨大ザメ・メガロドン(通称:MEG)の死闘を描いた海洋パニック映画の続編。深海からMEGの群れやさらなる巨大生物が出現し、再び人類に牙を向く。
大ヒット曲を魚の名前だけで歌うネタで人気急上昇中のハットリは、早速渾身のネタを披露することに。「普段、魚の名前だけで、一曲歌いきるというのをやっているんですけど、新しくネタを考えてきたので披露したいと思います!!」とサメの雑学をひたすら歌い続けるネタを軽快なリズムで披露し、会場も大盛り上がり。深海生物の知識にも詳しい荒川氏は、「映画としてとても楽しめました! やっぱり職業柄、MEGの姿をずっと見ちゃいますね。目つきや歯の付き方、エラの数とか。映画では、サメのリアルな造形も表現していて、ドキドキハラハラしつつも魅入ってしまいました!」とひと足先に鑑賞した映画の感想を述べた。
会場の八景島シーパラダイスにはサメコーナーがあり、実際にサメに触ることができる。荒川氏は「期間限定で触れたりできる場所は結構あると思うので、八景島シーパラダイスでは年中触れ合うことができます。ちなみに、触ることができるのは、割とおとなしめで口も小さめのドチザメとネコザメです! 最初は触るのが怖いと思うかもしれませんが、その際は是非親御さんと一緒に触ってみてくださいね」とアピール。ハットリは「実際に触ってみると、本当にサメ肌って意味がわかりますよね。昔はそれでワサビをおろしたりしたみたいですよ。手が引っかかるくらいのザラザラ感はびっくりです」とサメとの触れ合いについて熱弁する。
「シーパラダイスに一番MEGに近いサメは存在するのか?」という素朴な疑問に関して、荒川氏は「サメに触れるコーナーの真向かいの水槽にいるとっても大きなシロワニでしょうか。サメなのにワニと名がついていますが、圧倒的な大きさで4メートル弱のものもいます。見た方はびっくりされるかと思います!」と回答。MEGに顔つきが似ている魚を聞かれた際は、「鰯がいる大きな水槽で飼育されているハナザメ。メジロザメなので、MEGとは少し離れた分類となりますが顔つきも似ています」と自身の知識を交えて答えていた。
映画のようにMEGがシーパラダイスに現れたら? という質問にハットリが「釣りが好きなんで是非、釣ってみたいですね! ただ一つ問題点があって、八景島って釣り禁止なんですよね……(笑)」と明かすと、荒川氏は「このサイズだとイメージつかないですが、誰よりも遠くに逃げるかもしれないです(笑) 」と対照的な回答。MEGの仕留め方について、会場から回答を募ると「遠くの海に誘い込んで魚雷を発射します!」「麻酔を吹く!」「海上自衛隊を呼んで、倒してもらう!」といった的確な答えが飛び交った。
ハットリは「本当に、魚好きとしてもみても面白い! シンプルにハラハラドキドキできますから、この夏の思い出に是非みてほしいです!」と締めくくると、荒川氏も「この映画を是非とも楽しんでいただきたいですが、併せて、サメと触れ合える八景島シーパラダイスのコーナーも楽しんでください!」とアピール。シーパラダイスでは10日まで、映画公開を記念した告知スペースや、MEGパネルのフォトスポットが設置されている。(編集部・倉本拓弥)