共感する人続出!『マイ・エレメント』恋する少女の葛藤が切なすぎる本編映像が公開
ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(公開中)から、火の女の子エンバー(川口春奈)の心に芽生えた、水の青年ウェイド(玉森裕太)への淡い恋心と、両親への思いの間で揺れる葛藤が映し出された、切なく美しい本編映像が公開された。
【動画】エンバーの葛藤が切ない…『マイ・エレメント』本編映像
火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界を舞台に、アツくなりやすい火の女の子エンバーと、涙もろくて優しい水の青年ウェイドの恋を描いた本作。ファイアタウンで大好きな父の店を継ぐために頑張ってきたエンバーは、性質も性格も正反対のウェイドと出会ったことで、一人では気付けなかった自分の可能性に気付いていく。『アーロと少年』のピーター・ソーンが監督を務めた。
公開された本編映像は、ウェイドとエレメント・シティでデートをしたエンバーが、ひとり彼のことを思いながら家路につく姿を切り取ったシーン。橋脚の下を歩くエンバーの真上を電車が通り過ぎると、線路から溢れ出してできた美しく幻想的な水のカーテンが。一緒に楽しい時間を過ごしたウェイドを重ねるように思わず手を伸ばすエンバーだが、触れたくとも触れられずにためらってしまう。そして、水が途切れると、そこには慣れ親しんだファイアタウンの父の店が現れる。言葉のないシーンながら、恋心と家族からの期待に揺れるエンバーの複雑な心情が細かな表情で描き出された、切なさで胸がぎゅっと締め付けられる映像になっている。
物語を通して描かれる、まだ見ぬ新しい世界への憧れや他のエレメントとは関われないルールに反した恋心、大切な両親の期待に応えたいというエンバーが抱える等身大の葛藤には、「親の期待に応えたい気持ちと自分の本当にやりたいことの間で迷う気持ちも分かる。共感する事ばかりだった」」「こんなに優しく受け止めてくれる人がいたら、好きにならないわけないよ」「触れたいのに触れられない・・・エンバーの気持ちが切なすぎる」など、SNSでも共感する人が続出しており、口コミの良さが話題を呼んでいる。(高橋理久)