デンゼル・ワシントン主演『イコライザー』最終章、日本公開決定 マッコール最後の仕事
デンゼル・ワシントン主演のアクション映画『イコライザー』シリーズの最終章となる第3弾『イコライザー THE FINAL』が10月6日に日本公開されることが決定した。
『イコライザー』は、元CIAトップエージェントのロバート・マッコール(デンゼル)が、人々に理不尽をもたらす世の悪を19秒で抹消する仕事請負人(通称:イコライザー)として暗躍する姿を描いた人気シリーズ。
2014年に公開された1作目では、ホームセンターで働きながら、悪人どもに搾取される少女を救うためにロシアン・マフィアを壊滅させたマッコール。2018年公開の2作目ではタクシードライバーに転職し、CIA時代の同僚が惨殺された事件の真相を辿る中で、悪に転じたもう一人のイコライザーと対決。時に人生に迷う友人たちを鼓舞しながら、法や警察が介入できない暴力に苦しむ人々を救うために、悪を抹消してきた。
シリーズ最終章となる本作は、シリーズ初の海外ロケを敢行し、舞台はイタリアへ。訪れたシチリアでの事件をきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたマッコールは、南イタリアの静かな田舎町に辿り着く。人々の優しさに触れた彼は、そこを安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意。しかしその小さな街にも危険が迫り、やがて強大な悪と対峙することになる。
監督は『トレーニング デイ』(2001)でデンゼルにアカデミー賞主演男優賞をもたらしたアントワーン・フークアが続投。さらに、本作で初登場となる謎の女性CIAエージェント役で、デンゼルと映画『マイ・ボディガード』(2004)以来、18年ぶりの共演となるダコタ・ファニングが出演する。(編集部・入倉功一)