「どうする家康」涙の“あほたわけ”がトレンド入り
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(日曜、NHK総合・午後8時~ほか)第34回(9/3放送)で、家康らが連呼した「あほたわけ」が話題を呼び、X(旧Twitter)でトレンド入りを果たした(※一部ネタバレを含みます)。
家康の側近だった石川数正(松重豊)が豊臣方に出奔し、徳川家臣一同に衝撃が走る。家康に忠義を尽くしていた数正は、なぜ裏切ったのか……。徳川家臣が勢ぞろいする評定の場で、その真意が次第に明らかになっていく。不器用な数正の思いを受け、家康は涙を流しながら家臣らに「秀吉にひざまずいても良いか」と尋ねる。その姿に、本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)、井伊直政(板垣李光人)、酒井忠次(大森南朋)らも泣きながら「数正が裏切ったからじゃ」「殿は悪くない」「すべて数正のせいじゃ」と答え、「数正のあほたわけ」を連呼した。
一方、秀吉の下で何をするわけでもなくのんびりと過ごしている数正夫婦。妻・鍋(木村多江)が数正に「誠に殿がお好きでございますな」とつぶやくと、「しっ、あほたわけ」と優しく答え静かにほほ笑んだ。
「あほたわけ」に込められた思いに対し、SNS上では「こんなに人を思った敬意と愛ある温かいあほたわけって!!」「家臣達があほたわけと叫ぶ中、遠くにいるはずの数正が同じ言葉を口にする。離れても心が繋がってる感じがしてまた泣ける……」「涙腺崩壊」「こんなに愛のある言葉になるとは思わなかった…」「『あほたわけ』=『アイシテル』という理解」などの声が寄せられた。(今井優)