2代目アイアンマン「アイアンハート」実写ドラマの配信日が消滅
今秋配信予定だったマーベル・スタジオの実写ドラマシリーズ「アイアンハート(原題) / Ironheart」だが、配信日が消滅したと The Hollywood Reporter が報じた。
【画像】MCUデビュー済み!ドミニク・ソーン演じるアイアンハート
アイアンハートは、トニー・スタークの後を継ぎ、アーマーをまとったヒーローとして2016年にコミックに登場したキャラクター。その正体はマサチューセッツ工科大学に通う天才少女リリ・ウィリアムズで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)には昨年公開の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で初登場を果たしていた。演じているのは、『ビール・ストリートの恋人たち』のドミニク・ソーンだ。
ハリウッドでは5月から脚本家たちが、7月からは俳優たちが公正な報酬を求めてストライキを行っており、多くの映画・ドラマの制作が中断となっている。「アイアンハート(原題)」に関しては、撮影はすでに終了していたものの、仕上げの作業においてストライキの影響を受けており、今秋配信が取り消されたのだという。新たな配信時期は決まっていない。
このほか、アニメーションシリーズ「ホワット・イフ...?」シーズン2が2023年上旬からクリスマス頃に、「ホークアイ」のスピンオフ「エコー(原題) / Echo」が今年11月29日から2024年1月に、アニメーションシリーズ「X-Men '97'」が今年の秋から来年上旬へ、それぞれ配信日が変更となった。
さらに「ワンダヴィジョン」のスピンオフ「アガサ:カヴン・オブ・カオス(原題) / Agatha: Coven of Chaos」はタイトルが「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ(原題) / Agatha: Darkhold Diaries」に変わり、配信日も今年冬から2024年秋に変更されたと伝えられている。そのほかドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題) / Daredevil: Born Again」と「ワンダーマン(原題) / Wonder Man」の制作はストライキでストップしており、これらの配信時期も不透明となっている。(編集部・市川遥)