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池田エライザ「鳥肌が立ちました」TikTok×東宝の縦型映画祭グランプリが決定

斉藤由貴、グランプリと観客賞に輝いた宮田和弥監督、池田エライザ
斉藤由貴、グランプリと観客賞に輝いた宮田和弥監督、池田エライザ

 10日、都内で行われた「TikTok TOHO Film Festival 2023」の授賞式が行われ、グランプリに、宮田和弥監督の『反復横跳び少女』が選出された。授賞式には俳優・歌手で映画祭アンバサダーを務めた、池田エライザらが登壇し、受賞者に祝福の言葉を送った。

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 「“映画”の可能性を広げ、世界に羽ばたく新たなクリエイターに出会い支援する」をコンセプトに TikTok と東宝が立ち上げた同映画祭は、13歳以上のクリエイターを対象とし、スマートフォンなどで撮影された最短1分から最長10分までの「縦型映画」を表彰する。壇上には、俳優の斉藤由貴と、審査員を務めた映画監督の藤井道人しんのすけ(TikTokクリエイター)も登壇した。

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 映画祭のアンバサダーを務めた池田は「こんな大役を自分には担えないんじゃないかなと不安になった」とオファーを受けた当初の心境を告白。責任の重さを感じ、第1回のアンバサダーを務めた北村匠海に相談したことも振り返り、「北村さんに『それぞれ自分が思うよう、自由に関わることができるよ』って言ってもらえたんです。素晴らしい企画かもしれないと思い、参加することにしました」と明かす。そのうえで「作品を観させていただくと、本当にアイデアが豊かで、可能性にあふれていて、刺激がいっぱいの作品ばかり。今はお誘いいただいて感謝でいっぱいです」と笑顔を見せた。

 グランプリの『反復横跳び少女』は、観客賞とダブル受賞の快挙。チャレンジ賞は NUTS FILM の『金太郎さま』、アニメ・CG賞は畑野亮監督の『My Apollo Plan』 、脚本賞は該当作なしとなったが、代わりに準グランプリ作品が設けられ、ひろゆき監督の『六月の嘘』が選ばれた。

 『反復横跳び少女』の選出理由について、池田は「本当にたくさん理由があるんです。最大限縦型であることを生かしていて、縦型であることで主人公の心の閉鎖感がここまで描けるんだなって感心しました」と述べると、「スマートフォンを使うと、主人公の表情を間近で見ることができる。それも刺激になりました、制限された、限られた幅の中で、最後に反復横跳びをしている主人公の彼女を見て、縦型の可能性を彼女が表現してくれているんじゃないかって鳥肌が立ちました」とコメント。宮田監督は「嬉しい言葉をいただいて、本当に感謝です」と感激するばかりだった。

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 さらに池田は、「私もいつか撮ってみたい」と縦型映画に興味津々。「横型に慣れているので、縦をどう生かすかというふうに切り替えていかないと。かなりチャレンジングだと思いますが、だからこそ挑戦してみたい」と意欲を見せた。

 3回目の開催となった今年の「TikTok TOHO Film Festival 2023」は、グランプリ、観客賞のほか、脚本賞とアニメ・CG賞、チャレンジ賞が新設され、グランプリ受賞者には、賞金30万円が贈られるほか、東宝のクリエイティブレーベルGEMSTONEのプロデュースによる短編映画の制作サポートが受けられる。

 グランプリ受賞者が制作する作品へ出演することになっている斉藤は「今、スマートフォンは日常的に使われているので縦型は敷居は高くない。でもそこに新しい可能性がそこに詰まっていると考えると、本当に良いところに目をつけたなって感じました」と感想を述べ、縦型映画に挑戦したいという池田にも「池田さんのイメージはアート。池田さんの作る縦型のアートな感じが見てみたい」とエールを送っていた。

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