永山瑛太、真木よう子の「ハリウッドに行く」宣言に愛ある助言
俳優の真木よう子と永山瑛太が7日、新宿バルト9で行われた映画『アンダーカレント』の公開記念舞台あいさつに、井浦新、今泉力哉監督と共に登壇。真木が「英語をマスターしてハリウッドに行く」と目標を掲げると、独特の表現で助言をしていた。
本作は、豊田徹也のコミック「アンダーカレント」を、映画『窓辺にて』や『愛なのに』の今泉力哉監督が実写映画化。家業の銭湯を夫・悟（永山）と共に経営していたかなえ（真木）が、夫の突然の失踪によって途方に暮れるなか、突然雇ってほしいとやってきた堀（井浦）という男と共に日々を過ごし始めるのだが……。
今泉監督作品のオファーに永山は「ずっと監督のファンだったので、とても光栄だなと思いました」とはにかむと、20代前半から真木と作品を何度も共にしたことがあり、また夫婦役として共演できたことに「すごく縁を感じます」としみじみ。
俳優として長い付き合いとなる永山と真木。今回、永山が演じた悟という役に対して「100パーセント共感して演じることができるのか不安があった。どこか共鳴していない不安が恐怖に変わっていた」とクランクイン前に迷いがあったという。しかし、実際に真木と現場で対峙したことで「理屈ではなく体が反応した」と撮影を振り返る。
主演の真木も「瑛太といると安心する。家族みたいで好き」とラブコールを送ると「ずっと一緒にやっている瑛太が、そこまで出番が多い役ではないのに、（真木の）名前がトップにある作品に出てくれた」とあらためて感謝を述べていた。
この日は、10月15日に41歳の誕生日を迎える真木のために、サプライズケーキと花束のプレゼントが贈られる。真木は「こんなサプライズを用意してくださり、ありがとうございます」と笑顔を見せると、今後の目標について「英語をマスターしてハリウッドに行きます。できれば……」とやや控えめに宣言。
それを聞いていた永山は「昨日、真木よう子のインスタライブを観ていたら、YouTubeをやりたいとおっしゃっていました」と触れると「ある方が『瑛太とやったらどう？』と言ったら、『あいつ、つまらないから』と言っていたんですよ」と苦笑い。続けて「YouTubeではなく、ハリウッドのために英会話に通ってください。デビュー楽しみにしていますから」と助言していた。（磯部正和）
映画『アンダーカレント』は全国公開中