ホラー映画『エクソシスト』第6弾が首位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(10月6日~10月8日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ホラー映画シリーズ第6弾『エクソシスト 信じる者』が興行収入2,720万ドル(約39億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べの速報値、1ドル145円計算)
『エクソシスト 信じる者』はシリーズ第6弾にして、第1弾『エクソシスト』の直接の続編となるホラー。『ハロウィン』シリーズをよみがえらせたデヴィッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンを取った。首位デビューは死守したものの、オープニング興収は予想を下回る結果に。批評家及び観客の評価も思わしくなく、新3部作となる予定の作品なだけに、軌道修正が必要となりそうだ。製作費は3,000万ドル(約44億円)で、海外興収を合わせた世界興収は4,506万6,000ドル(約65億円)となっている。
そのほか、公開30周年のハロウィン映画『ホーカス ポーカス』が再上映され、10位にランクインした。今年最大のヒット作『バービー』は公開12週目にしてトップ10圏外となった。(編集部・市川遥)
10月6日~10月8日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『エクソシスト 信じる者』
2(1)『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
3(2)『ソウ10(原題) / Saw X』
4(3)『ザ・クリエイター/創造者』
5(6)『ザ・ブラインド(原題) / The Blind』
6(5)『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
7(4)『死霊館のシスター 呪いの秘密』
8(7)『ダム・マニー(原題) / Dumb Money』
9(8)『イコライザー THE FINAL』
10(初・再上映)『ホーカス ポーカス』