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『ミステリと言う勿れ』興収34億突破でV4!二宮和也主演『アナログ』が2位のスタート

映画週末興行成績

『ミステリと言う勿れ』より
『ミステリと言う勿れ』より - (C) 田村由美/小学館 (C) 2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社

 10月6日から8日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より10日に発表され、菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』が週末3日間で観客動員22万1,000人、興行収入3億1,100万円をあげ、4週連続で首位をキープした。新作では、二宮和也主演のラブストーリー『アナログ』が2位のスタート。ほか『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』『イコライザー THE FINAL』がランクインした。

【画像】二宮和也、波瑠、藤原丈一郎ら『アナログ』初日舞台挨拶

 田村由美の原作漫画の通称“広島編”を実写化した『ミステリと言う勿れ』は、10月9日までの累計成績が動員255万人、興収34億円を突破した。

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 初登場2位となった『アナログ』は、ビートたけしの恋愛小説が原作。初日から3日間で動員17万6,000人、興収2億5,200万円を記録し、祝日を含む4日間では動員24万5,000人、興収3億4,400万円となっている。二宮演じるデザイナーの悟が、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と毎週木曜日に同じ喫茶店で会ううちに距離を縮めていくが、ある日突然、みゆきは姿を見せなくなる。共演に桐谷健太浜野謙太藤原丈一郎なにわ男子)ら。監督は、『ホテル ビーナス』『鳩の撃退法』などのタカハタ秀太

 3位に前週2位で初登場した『沈黙の艦隊』が続き、週末3日間で動員13万5,000人、興収1億9,200万円を記録。累計成績は動員63万人、興収8億5,700万円。

 4位に、乙女のたしなみとされている武道「戦車道」に励む女子高校生たちを描くアニメシリーズ最終章全6話の第4弾『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』が初登場。5位に、デンゼル・ワシントン演じる闇の仕事請負人として悪を討つ元CIA工作員を描くシリーズの第3弾『イコライザー THE FINAL』が初登場。心身ともに限界を感じ、イタリアの田舎町を安住の地に定めたロバート・マッコール(デンゼル)が、大切な人々を守るため再び仕事を始める。『マイ・ボディガード』(2004)に続きダコタ・ファニングと再共演。監督を、アントワーン・フークアが続投する。

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 既存作品では、6位の『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』が累計成績で動員97万9000人、興収11億9400万円を記録。2018年公開の15周年記念作品『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の累計興収11億5000万円を上回り、シリーズ最大のヒットとなった。

 今週は、宮藤官九郎脚本・岡田将生松坂桃李柳楽優弥共演による連続ドラマの劇場版『ゆとりですがなにか インターナショナル』、岩井俊二監督がアイナ・ジ・エンド松村北斗黒木華広瀬すずらと組んだ『キリエのうた』、重度障害者施設を舞台にした辺見庸の小説を石井裕也監督、宮沢りえ主演により映画化する『』、悪魔のシスター・ヴァラクの誕生を描くホラーの第2弾『死霊館のシスター 呪いの秘密』、弐瓶勉のコミックを原作にポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を担当した『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2023年10月6日~10月8日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『ミステリと言う勿れ』:4週目
2(初)『アナログ』:1週目
3(2)『沈黙の艦隊』:2週目
4(初)『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』:1週目
5(初)『イコライザー THE FINAL』:1週目
6(3)『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』:4週目
7(4)『ジョン・ウィック:コンセクエンス』:3週目
8(6)『二十歳に還りたい。』:2週目
9(7)『ホーンテッドマンション』:6週目
10(5)『BAD LANDS バッド・ランズ』:2週目

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