ヒュー・グラントはウンパルンパそのもの!『ウォンカ』監督が語る
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のポール・キング監督がインタビューに応じ、ヒュー・グラントを小人のウンパルンパ役に選んだ理由を明かした。
【動画】ヒュー・グラント版ウンパルンパも大活躍!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』予告編
『夢のチョコレート工場』(1971)ではジーン・ワイルダーさんが、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)ではジョニー・デップが演じたことで知られるエキセントリックな工場長ウィリー・ウォンカの若き日を描く本作。『パディントン2』では悪役となる“過去の栄光にすがる落ち目の俳優”役にヒューをキャスティングし、彼の新たな魅力を引き出したキング監督が、本作でヒューに依頼したのはまさかのウンパルンパ役だ。
キング監督は「(ロアルド・ダールの)原作本を読んでみると、ウンパルンパたちにはあまりセリフはないが、詩(うた)がある。皮肉っぽくて、おかしくて、子供たちに手厳しく、ちょっと意地悪だけどそれ以上にユーモアがある。そんな詩を読んでいると、頭の中でヒューの声がし始めたんだ。言葉巧みな感じがぴったりで、まさにこれだと思ったんだ」と興奮気味に明かす。
「“身長18インチ(約35センチ)のオレンジ色の肌と緑色の髪の小さな生き物を演じるヒュー”というのは、あまりにも良すぎて、やらずにいるのはもったいないと思ったんだ。僕は、彼がまさにウンパルンパがこうあるべきであるという見た目をしていると思う」と力説した。すでに公開されている予告編からも、そのハマりぶりは明らかだ。ちなみに、本作のウンパルンパはヒューのビジュアルと演技を参考にしてVFXで作られている。(編集部・市川遥)
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日より全国公開