実写版「THE LAST OF US」シーズン2、2024年初頭に撮影開始へ
大ヒットゲームを実写化した米HBO制作ドラマ「THE LAST OF US」のシーズン2が、2024年初頭に撮影開始されるとVatietyが報じた。
原作ゲーム「The Last Of Us」(ラスト・オブ・アス)は、菌類による感染症の蔓延で文明崩壊した世界を舞台に、主人公ジョエルと身元不明の少女エリーの過酷な旅を描いたサバイバルアクション。実写版ではペドロ・パスカルがジョエル、ベラ・ラムジーがエリーを演じた。
シーズン1最終話前にシーズン2制作が発表されるなど、批評家・視聴者から高い評価を獲得した本作。同サイトによると、HBOのケイシー・ブロイズCEOが現地時間2日の記者会見において、全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のダブル・ストライキによって制作が遅れていることを認めながら、2024年初頭に撮影開始されると予告したという。シーズン2は2024年のラインナップに含まれていないことから、放送・配信は早くて2025年になるとみられている。
原作には続編「The Last Of Us Part II」が存在しており、実写版も同作に基づきながらオリジナル要素が多く加えられる予定。製作総指揮のクレイグ・メイジンは、脚本家組合のストライキが決行される直前に、シーズン2初回の脚本をHBOに提出したと、今年9月にVatietyに明かしている。(編集部・倉本拓弥)