『君たちはどう生きるか』英語吹替版の予告編公開 木村拓哉が演じた勝一はクリスチャン・ベイル
宮崎駿監督が手がけたスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)の英語吹替版予告編が現地時間2日、北米配給を担当する GKIDS Films の公式YouTubeチャンネルで公開された。
【動画】英語版キャストも超豪華!『君たちはどう生きるか』英語吹替版予告編
『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督が『風立ちぬ』(2013)以来10年ぶりに発表した長編アニメーション映画。第2次世界大戦中を舞台に、主人公の少年・牧眞人(まき・まひと)が、疎開先で不気味な青サギに導かれ、異世界に足を踏み入れるさまを描いた。海外でも注目度が高く、今年のトロント国際映画祭では、邦画及びアニメーション映画史上初のオープニング作品に選ばれた。
予告編では、先日発表された英語版ボイスキャストが声を当てた映像が初公開された。主人公・眞人(山時聡真)役は、ドラマ「YOU -君がすべて-」の若手俳優ルカ・パドヴァンが担当しており、特徴的な声が印象的な青サギ(菅田将暉)は、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソンが再現している。
また、木村拓哉が演じた眞人の父・勝一の声は『ダークナイト』でバットマンを演じたクリスチャン・ベイルが担当。クリスチャンは、『ハウルの動く城』(2004)でも木村ふんするハウルの英語版声優を務めていた。
そのほか、ヒミ(あいみょん)役を福原かれん、夏子(木村佳乃)役をジェンマ・チャン、キリコ(柴咲コウ)役をフローレンス・ピュー、老ペリカン(小林薫)役をウィレム・デフォー、インコ大王(國村隼)をデイヴ・バウティスタが担当。大伯父(火野正平)は、『風の谷のナウシカ』ペジテ市長役や『天空の城ラピュタ』ムスカ役など、ジブリ作品と縁が深いマーク・ハミルが演じている。映画は11月22日よりニューヨークとロサンゼルスの一部劇場で先行上映された後、12月8日より北米公開される。(編集部・倉本拓弥)