「どうする家康」本多一族の名言継承の演出が秀逸
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(日曜、NHK総合・午後8時~ほか)第42回(11/5放送)で、山田裕貴らがふんする本多一族にとって印象深い名言が再登場した(※一部ネタバレを含みます)。
関ヶ原の戦いが始まる直前のエピソードが描かれた第42回。忠勝(山田)の娘・稲(鳴海唯)は、主不在の沼田城に押し入ろうとしたしゅうとの真田昌幸(佐藤浩市)に、「ここから先は一歩も通しませぬ!」と宣言した。
このセリフは本多一族にとって、ここぞというときに使う意味深いもの。波岡一喜ふんする“酔いどれサムライ”こと忠真は第18回「真・三方ヶ原合戦」で、忠真の甥で徳川四天王と呼ばれる忠勝は第32回「小牧長久手の激闘」で同じセリフを言った。
お馴染みの名言の登場に、SNS上は「一歩も通さないの三段活用ですね」「本多、3代に渡る名言だわ(涙)……」「最強DNAはここに受け継がれた」「父上仕込みの槍ドン」と大いに沸いた。(今井優)