猿の惑星サーガ最新作『キングダム』2024年初夏日本公開決定
映画『猿の惑星』シリーズ最新作が『猿の惑星/キングダム』(原題:Kingdom of the Planet of the Apes)の邦題で2024年初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)からはじまった新シリーズ3部作の後の世界を舞台に、新たなサーガのはじまりを描く本作。高い知能と言語を得た多くの猿は文明的なコミュニティを築き、穏やかに発展する文化的なグループ、歪んだ教えを信じて急成長し帝国を築くグループ、他のグループを奴隷化する過激派など、人間社会のように進化を遂げた。その一方で言語を失った人類は、かつての猿たちのような存在になっている。
特報映像でも、進化を遂げた猿たちの姿が映し出される。高層ビルが立ち並ぶ大都会の名残を残す大自然に囲まれて穏やかに暮らす者、野生化した人間を狩る者、人間を餌付けする者、猿同士で争う者、人間を助ける者、指導者の下に武器を持ち集まる者たちと、“猿の惑星”を支配する彼らの社会性は多様化している様が伺える。
監督は『メイズ・ランナー』シリーズを手掛けたウェス・ボール。配役は明らかになっていないが『To Leslie トゥ・レスリー』(2022)の熱演が話題を呼んだオーウェン・ティーグ、Netflix オリジナルシリーズ「ウィッチャー」(2019~)のフレイヤ・アーランなどの若手俳優が出演する。(編集部・入倉功一)