「大奥」カステラの悪夢再び！恐怖のあまりトレンド入り
14日に放送されたよしながふみ原作のNHKドラマ「大奥」シーズン2（NHK総合・毎週火曜午後10時～10時45分ほか）の後半パート「幕末編」第17回で再び“カステラの悪夢”が勃発。視聴者の間でカステラが要注意アイテムとして認定され、Xの上位にトレンド入りした（※一部ネタバレあり）。
美しく聡明な胤篤（福士蒼汰）が将軍・家定（愛希れいか）の正室となるも、家定と大奥総取締の瀧山（古川雄大）は、彼が薩摩が内部から幕政を操るために送りこまれた者として警戒していた。しかし、胤篤の聡明で愛すべき人柄はたちまち二人を魅了することに。そんななか、家定は跡継ぎ問題で頭を悩ませており、候補者である水戸徳川家・斉昭の息子で一橋家の当主・一橋慶喜（大東駿介）と、紀州徳川家・福子（志田彩良）と顔を合わせることとなった。
～以下、17回のネタバレを含みます～
家定が外交への意見を求めても知らぬ存ぜぬ、「男の私にはとても将軍職など…」と、とりつくしまもない慶喜はさておき、家定と胤篤を感激させたのが福子。しかし、ここで恐ろしい事件が起きることに……。「本日はお会いできてうれしゅうございます」とはきはきお辞儀をし、見るからに賢そうな福子。話も弾み、家定が「メリケンと交易をする条約を結ぶかどうか、どうするがよいと思う？」と難しい問いかけをしても、福子は柔軟な発想を展開して家定を「ためになった」と言わしめた。笑顔あふれるなか、福子は目の前に置かれていたカステラから目を離せない様子。家定が微笑ましそうに勧めると福子は喜んで食したが、みるみるうちに苦しみ出し、倒れた。
毒入りカステラといえば「医療編」で視聴者を震撼させた“モンスター”一橋治済（仲間由紀恵）の常とう手段。悲惨な光景がよみがえったのか、SNSでは「カステラ怖い」「カステラが怖い食べ物と思ってしまう」「またかよ！」「まだ続いているのか…」「何かと毒盛り過ぎ」など戦慄の声が飛び交い、のちに瀧山が阿部正弘（瀧内公美）へのお見舞いとして持参した家定のお手製カステラにも疑惑のまなざしが向けられるほどだった。（編集部・石井百合子）