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「タイガーマスク」イタリアで実写映画化!原作に国際的要素を追加、日本も舞台に

「タイガーマスク」書影
「タイガーマスク」書影

 1968年から1971年にかけて講談社で連載された人気漫画「タイガーマスク」が、イタリアで新たに実写映画化されることが決定した。20日、講談社が発表した。実写版はイタリアと日本が舞台となり、原作の物語に国際的な要素を加えた、新たな国際共同製作作品となる。監督および配役などの新情報は、決定次第アナウンスされる。

【画像】ウエンツ瑛士が演じた実写版タイガーマスク

 原作・梶原一騎さん、作画・辻なおきさんによる「タイガーマスク」は、プロレス界の裏組織で修業を積み、悪役レスラー・タイガーマスクとして活動する青年・伊達直人の戦いを描いたプロレス漫画。2013年には、ウエンツ瑛士を主演に迎え、日本でも実写映画化されている。

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 製作は、イタリア・ローマに本拠地を置く制作会社 Fabula Pictures と、ミラノに本拠地を置く Brandon Box が共同で行い、原作漫画の出版元である講談社も共同プロデューサーとして携わる。

 Fabula Pictures 共同CEOのマルコ・デ・アンジェリスニコラ・デ・アンジェリスは、「この野心的なプロジェクトを発表できることを誇りに思います。私たちは、イタリア国内だけでなく、全世界の観客を魅了できるユニバーサルな物語を探し求めてきました。この Brandon Box、講談社とのパートナーシップは、私たちの会社にとって非常に重要なステップです」とコメント。

 Brandon Box のアンドレア・スガラヴァッティは、「Brandon Box にとって、日本のマンガとアニメは重要なルーツの一つです。私は、幼少の頃から『タイガーマスク』をはじめとする日本の物語が大好きで、共に青春時代を過ごし、成長してきました。私にとって大切な作品である『タイガーマスク』を、Fabula Pictures、講談社と共に新たな実写映画としてプロデュースできることは、私たちにとって最高の冒険になると確信しています」と自信をのぞかせた。

 また、講談社ライツ・メディアビジネス局長・高見洋平は「『タイガーマスク』 は強くてかっこいい不滅のヒーローとして、日本とイタリアの両国において長く愛され続けてきた作品です。Fabula Pictures、Brandon Box という強力なクリエイティブ・パートナーと共に、新たなタイガーマスクを世界中の観客に届けられる日を楽しみにしています」と期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

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