反町隆史、来年1月期テレ朝「グレイトギフト」主演 “殺人球菌”めぐる医療ミステリー
反町隆史が、2024年1月期のテレビ朝日系木曜ドラマ「グレイトギフト」（毎週木曜・よる9時～）で主演を務めることが明らかになった。「TOKYO MER～走る緊急救命室～」「グランメゾン東京」などの脚本家・黒岩勉によるオリジナル医療ミステリーとなり、反町は、完全犯罪を可能にする、“殺人球菌”をめぐる陰謀に巻き込まれる病理医を演じる。
反町が演じるのは、大学病院の病理医・藤巻達臣。優柔不断な性格で、周囲の職員たちからは見下され、妻である麻帆との夫婦仲も冷え切っている。そんな、職場でも家庭でもうだつの上がらない藤巻の人生が、ある患者の不審死をきっかけに、未知の殺人球菌「ギフト」を発見したことで激変していく。
「ギフト」が体内に侵入すると、まもなく患者は死亡。その後、球菌は完全消滅し、死因は急性心不全としか診断できなくなる。「ギフト」を院内の権力争いに利用する医師たち、金に換えようとする権力者たち、そして謎の連続殺人を追う警察組織。藤巻は、折り悪く重い病に倒れた妻・麻帆の治療に奔走する中、この完全犯罪を可能にする球菌をめぐる争いに巻き込まれていく。
反町は「藤巻は特に序盤、周囲に対していろんな葛藤を隠しながら芝居をすることが多い役柄なんです。ただ、それを相手に悟られてはいけないし、かといって完全に隠したままでは視聴者には伝わりきらない。難しい芝居になりますが、だからこそ楽しみです」とコメント。
うだつの上がらない主人公役という新境地に挑むが、反町自身、スマートな印象とは裏腹に「僕も普段はあまりテキパキしていませんし、失敗ばかりですよ（笑）」と告白。「最近も、自分でもなぜだか分からないけど、スマホを冷蔵庫に入れてしまって……。『どこに行った!?』と思って電話を鳴らしたんですけど、意外と冷蔵庫の中にあると音が聴こえないんですね！ あれは焦りました。あと、あるラーメン店にひとりで入ったんですけど、その時はいつもなら頼む餃子を頼まなかったんです。なのに、すっかり頼んだものだと勘違いして、隣に座っていた人の餃子を食べちゃった！ 普段はそんな調子ですから、うだつの上がらない役は得意です（笑）」と明かす。
病理医役に向けて「病理学監修の先生のところに見学へ行き、いろいろと見せていただきました。その時に顕微鏡の覗き方など、病理医ならではの所作も教えていただいたんです。病理医として芝居の中でやるべき細かい動きも多いので、挑戦しがいがあります」と準備万端。「台本もすごく面白く、多彩な大人の役者さんがそろった“大人のドラマ”になっています。ぜひぜひ楽しみにしていただきたいなと思います」と語っている。（編集部・入倉功一）