「ブギウギ」ゴンベエの素性が判明 ミラクル展開にネット驚愕【ネタバレ注意】
趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)第40回が24日に放送され、「はな湯」の従業員・ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかになった。
ゴンベエは、川に身を投げたところをスズ子(趣里)の父・梅吉(柳葉敏郎)に助けられたが、記憶をなくしているという謎の人物だった。この日、三沢光子(本上まなみ)という女性が、以前にツヤが描いた似顔絵を持ってはな湯を訪ねてきたことから、ゴンベエの名前は伊福部玉五郎で大きな呉服屋の若旦那だったこと、親が早くに亡くなって後を継いだが、取り巻きが悪くすぐに店が傾き、大きな借金を作ってしまったことなどが明かされた。
光子はいつか必ず玉五郎に会えると思って生きてきたといい、「玉さん、ワテを玉さんのお嫁さんにしてください」「ずっと、ずーっと玉さんのことを慕っておりました」と告白。ゴンベエも「何も思い出せまへんけど、こんなワシでよかったら一緒になっておくれ」と喜んで受け入れた。
ツヤを亡くしたはな湯は赤字が続いており、スズ子と梅吉は閉めることに決めたが、ゴンベエは「ツヤさんの起こしてくれたこの奇跡、無駄にしたないです。ワシにはな湯をやらせてください!」と懇願。スズ子と梅吉が快諾し、ゴンベエと光子に託すこととなった。
怒涛の展開は反響を呼び、「ツヤさんが起こしてくれた奇跡」「ゴンベエさんがコツコツ積んできた徳が一気に花ひらいた」「大どんでん返し」「ゴンベエさんの幸せがとても嬉しい」「はな湯が残って良かった」といった視聴者のコメントがネットにあふれた。
朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルにした物語。大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる大スター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子/福来スズ子(趣里)の波乱万丈な物語を描く。脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛が担当する。(清水一)