紫式部役・吉高由里子が美しい…次の大河ドラマ「光る君へ」メインビジュアル公開
来年1月7日から放送開始となる大河ドラマ「光る君へ」のメインビジュアルが公開された。「光る君へ」は、平安中期に「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く大河ドラマ第63作。作者は連続テレビ小説「ふたりっ子」や、「セカンドバージン」などで知られる大石静で、紫式部/まひろ役を吉高が務める。
【画像】吉高由里子が優美に舞う!「光る君へ」“五節の舞”(4枚)
番組の制作統括である内田ゆきチーフ・プロデューサーは「平安時代、紫式部、主役は吉高由里子さん、という『光る君へ』の前提はもちろんのこと、彼女の美しさ、たおやかさが、息づくように見えるものを、とデザインして頂いたメインビジュアル。衣装がよく似合って本当にきれいな吉高さんの、何枚もの写真の中でハッと惹きつけられたのが、この一枚です」と制作秘話を明かす。
「誰かに微笑んでいるような、自分の内面を見つめているような。冷静なような、心の揺れをじっとこらえているような。とらえきれない、そして目を離せないこの表情に、私たちの『まひろ』がいる、と確信しました。まひろは、美しくたおやかで、謎めいた女性です。このメインビジュアルをお届けすることによって、まひろの人物、人生に思いを馳せ、いっそうドラマを楽しみにしていただけると存じます」と続けている。
また、メインビジュアル制作を担当したクリエイティブディレクターの市耒健太郎は「時代を超えても、きっと変わらない人間のきもちがある。今回の大河ドラマのテーマをお伺いして、始めに感じたことです。恋の美しさとはかなさ。運命の優しさと厳しさ。創造性の輝きと葛藤。そんな普遍的な人間らしさを、『この想い 1000 年前も 1000 年後も』という言葉に込めました。スマホや人工知能全盛のめまぐるしい時代だからこそ、あえて深呼吸して、はるか古の作家の生きざまに想いをめぐらせて、『光る君へ』を1年間楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。
千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」における光源氏=光る君のストーリーの原動力になったのは、紫式部の秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして一人の男性・藤原道長(柄本佑)への想いだった。「光る君へ」では、変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語がつづられる。(朝倉健人)
【放送予定】2024年1月7日スタート<初回15分拡大版>
<総合>日曜 午後8時 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
<BS・BSP4K>日曜 午後6時 <BSP4K>日曜 午後0時15分