『翔んで埼玉』続編、杏の足長すぎ!初の男役で麗しい衣装もバッチリ
大ヒット映画『翔んで埼玉』の続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』で、GACKT演じる主人公・麻実麗の対となるキャラクターで、初の男性役に挑んだ杏の姿が「麗しい」など反響を呼んでいる。
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前作『翔んで埼玉』(2019)は、『パタリロ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央の話題作を原作に、東京都民に埼玉県人が虐げられる架空の世界を描いた壮大な茶番劇。東京都知事の息子である壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、隠れ埼玉県人として埼玉の解放を目指す麻実麗(GACKT)。本来は敵対する立場である2人が織り成す愛の物語も話題を呼んだ。
今回の続編では、「埼玉に海を作る」ことを目標に、麗が仲間を引き連れて和歌山へ。そこで麗が出会うのが、関西主要勢力に苦しめられる滋賀の解放を目指す、杏演じる滋賀のオスカルこと、桔梗魁(ききょう・かい)だ。お互いに耽美的な衣装に身を包んだ麗と魁は、それぞれに似た“何か”を感じ取り、行動を共にするうちに惹かれ合っていく。
初の男性役にして、文字通りの“貴公子役”に挑んだ杏の姿は、予告編で公開されて以来、その美しさが話題に。X(旧Twitter)上では「滋賀の貴公子の杏さん美しい~」「美しすぎてびっくりした」「杏ちゃん、麗しいわぁ」など反響を呼んでいる。
杏の出演について、若松央樹プロデューサーは「最初は男性俳優の方にお願いすることも考えていたんですが、二階堂さんが前作から男性の百美を演じてくださっていることもあって、今回も女性の方にお願いしようということになりました。ただ、麗と並ぶ貴公子のような佇まいにしなくてはならない。そこに悩んでいたところ、武内監督から、ドラマ『デート ~恋とはどんなものかしら~』(2015)でご一緒していた杏さんのお名前が出たんです」と語る。
悪乗り一歩手前(?)ともいえる面白さが連発される『翔んで埼玉』は、杏のイメージと離れているようにも思えるが、本人もノリノリだった様子。若松プロデューサーは「僕も本当に受けていただけるとは思っていなかったのですが、武内(英樹)監督がそれこそ『けっこう変わった役も好きだよ』と言ってくださったのでお話させていただきました」と明かす。
武内監督も「けっこうノリノリでやっていただけました。ちょうど杏さんがパリに移住されたというタイミングもあり、僕らも『パリに渡り革命を学んで帰ってきた貴公子にしよう』と提案させて頂いたり(笑)。あの足の長さでスラッとされているので、とにかく男装が似合うだろうと思っていたので、実際に衣装を着ていただいたらもうバッチリでした」と大成功のキャスティングだったことを明かしている。(編集部・入倉功一)
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は全国公開中