映画『約束のネバーランド』は人気子役が勢ぞろい!その後の活躍は?
浜辺美波が出演する新作映画『サイレントラブ』(2024年1月26日公開)の公開を記念して、浜辺が主演を務めた話題作『約束のネバーランド』(2020)が、本日4日よる9時からフジテレビ系にて放送される(一部地域を除く)。本作に出演し、その後も活躍の場を広げる人気子役たちに注目したい。
一番の飛躍を見せたのは、ドンを演じた山時聡真(さんときそうま)だろう。浜辺演じる主人公のエマたちに協力する年長組のうちの1人で、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)に次ぐ物語に欠かせない役割を担っていた。公開当時は15歳とあって、すでに様々な作品に出演していた山時。本作以降もNHKの連続テレビ小説「エール」や映画『ラーゲリより愛を込めて』と話題作に出演しており、2023年は、宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』で主人公・眞人の声優として注目された。
エマたちがハウスの真実に気づくきっかけに関わるキャラクター・コニーを演じた浅田芭路(あさだはろ)。うさぎのぬいぐるみを大切にしている年少の女の子で公開時は7歳だったが、すでにNHK大河ドラマ「麒麟がくる」や、連続テレビ小説「なつぞら」、映画『MOTHER マザー』などに出演していた。本作後も、連続テレビ小説「ちむどんどん」や「舞いあがれ!」、Netflixオリジナルドラマの「新聞記者」や「First Love 初恋」など、多くの話題作に加えCMにバラエティーと人気子役として活躍している。
臆病者でちょっぴりナルシストのナットを演じた柴崎楓雅(しばさきふうが)は、公開時は12歳。同年のドラマ「テセウスの船」での怪演も話題となっており、その後も「岸辺露伴は動かない」や映画『明日の食卓』などの話題作で個性的なキャラクターを演じて印象を残している。
エマのことが大好きでいつも一緒に遊んでいるフィルを演じた森優理斗(もりゆりと)は、公開当時は6歳。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で金剛役を務めたことでも知られ、日曜劇場「DCU」や映画『ある男』にも出演。連続テレビ小説「らんまん」では、神木隆之介演じる主人公・槙野万太郎の幼少期とその孫役を担い、話題を集めた。
このほか、ギルダ役の安藤美優(あんどうみゆ)は、2023年「女神の教室~リーガル青春白書~」でイザベラ役の北川景子と再共演。ジャスパー役の佐藤遙灯(さとうはると)は「ザ・トラベルナース」「ハヤブサ消防団」などで主人公の幼少期を演じている。ラニオン役の木村皐誠(きむらこうせい)は、1月7日スタートの大河ドラマ「光る君へ」に柄本佑演じる藤原道長の幼少期・三郎役で出演するなど、活躍の場を広げている。
映画『約束のネバーランド』は、白井カイウ(原作)・出水ぽすか(作画)による大ヒット漫画を実写映画化したファンタジーサスペンス。自分たちが鬼の食料として育てられていることを知った子供たちが、決死の脱出に挑む。『耳をすませば』『僕だけがいない街』などの平川雄一朗が監督を務めた。(高橋理久)