武井咲、本格歌唱シーン披露「ミュージックステーション」チームがドラマ「顔」に全面協力
女優の武井咲が、後藤久美子とダブル主演を務める、2024年1月3日放送のドラマプレミアム「顔」(テレビ朝日系・よる9:00~11:05放送)で、本格的な歌唱を披露していることが明らかになった。同局の音楽番組「ミュージックステーション」チームが撮影に全面協力し、本格的なカメラワークやライティングのもと、渾身のステージパフォーマンスに挑んでいる。
これまで幾度となく実写化されてきた松本清張の名作を、脚本家・浅野妙子の手で現代版へとアップデートする本作。殺人を犯した覆面アーティスト・井野聖良(武井)と、殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子(後藤)が、追いつ追われつのサスペンスを展開する。
殺人を犯した過去から、顔を出さずにアーティスト活動することを条件にデビューへの階段を上り始める聖良。そんな彼女が、ある一大決心のもと、生放送の音楽番組に出演するシーンで武井が自らの歌を披露する。
当初は代役も想定されていたというが「聖良にとって『歌』というのは気持ちを伝える一番の、そしてただ1つの手段であり、だからこそとても大事な部分なんだと感じました」という武井は「やはり聖良の心情になり歌うということ、そしてそれを皆さんに届けることがすごく大切だと思い、『歌いたい』ということを伝えさせていただきました」と直談判したことを告白。「正直なところ、歌は得意ではないですし上手くはない」としながらも「上手い下手よりも歌を通して聖良の思いを届けるというのは私がやらなくてはっていう責任を感じたんです」と語っている。
「ミュージックステーション」のスタッフが手掛けたステージには「本当に光栄でした! でもすごく緊張して、肩甲骨の上のあたりまでガチガチに固まっていました(笑)」と笑顔。「『ミュージックステーション』のスタッフの皆さんが、ドラマでいったらすごく短いシーンのためにたくさんの準備をしてくださり、ライティングからカメラワークまで完璧に作ってくださり、その熱意に私自身もものすごく感動しました。フルでお見せしたいくらい、贅沢な時間でしたし、この作品の中の歌っていうのを本当に私は大事にしてた部分だったから、そこをしっかりとお力添えをいただけたことが本当に心強くて、ありがたかったです」と感謝を述べている。
武井と後藤をはじめ、本作には、緒方直人、平岡祐太、吉柳咲良、前田拳太郎、駒木根葵汰、川瀬莉子、川崎麻世(崎はたつさき)、西尾まり、佐戸井けん太、平泉成、陣内孝則(特別出演)、上川隆也らが出演する。(編集部・入倉功一)
テレビ朝日開局65周年記念松本清張二夜連続ドラマプレミアム第一夜「顔」は2024年1月3日放送(よる9:00~11:05放送)