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『タイタニック』エキストラは低身長の人のみ起用!船を巨大に見せるため

映画『タイタニック』より
映画『タイタニック』より - 20th Century-Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『タイタニック』4Kリマスター版の米発売に際してジェームズ・キャメロン監督が Los Angeles Times のインタビューに応じ、セットのタイタニック号を巨大に見せるための工夫を明かした。

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 1912年に起きた豪華客船タイタニック号沈没事故を壮大なスケールで映画化した同作。製作費は当時史上最高額となる2億ドル(約300億円・1ドル150円計算)で、キャメロン監督はタイタニック号の設計図を手に入れ、タイタニック号の半分、右舷側だけほぼ実物大のセットを制作したほか、船が沈んでいくシーンでは、やはり船尾を実物大で制作している。

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 さらにタイタニック号の巨大さを強調するため、エキストラの身長にもこだわったというキャメロン監督。「わたしたちは、背の低いエキストラだけを起用した。そのおかげでセットがより大きく見えることになったんだ」と語り、「173センチ以上の人は絶対に起用しなかった。キャスティングによって、さらに100万ドル(1億5,000万円)の価値が得られたようなものだよ」と製作費を少しでも抑えるための工夫を明かしていた。

 『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』は今年2月に劇場公開されており、1997年のオリジナル版公開以来の世界興行収入は累計22億6,474万3,305ドル(約3,397億円)に達している。(編集部・市川遥)

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