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ゴールデン・グローブ賞『バービー』が最多9ノミネート!『オッペンハイマー』8部門で続く

画像はそれぞれ『バービー』と『オッペンハイマー』より
画像はそれぞれ『バービー』と『オッペンハイマー』より - Warner Bros. / Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 第81回ゴールデン・グローブ賞映画部門のノミネーションが11日に発表され、グレタ・ガーウィグ監督の映画『バービー』が作品賞(コメディー/ミュージカル)など最多9ノミネートを果たした。

【画像】美しすぎる!『バービー』に主演したマーゴット・ロビーの素顔

 世界中で販売されているファッションドール、バービーを映画化した同作。歌曲賞で「I’m Just Ken」「Dance The Night」「What Was I Made For?」の3ノミネートと荒稼ぎし、新設された興行成績賞もノミネート。そのほか、女優賞(コメディー/ミュージカル)、助演男優賞、監督賞、脚本賞にもノミネートされた。

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 それに続いたのがクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』で、作品賞(ドラマ)、興行成績賞、男優賞(ドラマ)、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞の8部門ノミネート。正反対の作風の2作が同時公開されたことから“バーベンハイマー”と話題を呼んで世界的大ヒットとなった2作(『バービー』は世界興行収入14億4,180万4,117ドル・約2,163億円、『オッペンハイマー』は世界興収9億5,104万3,060ドル・1,427億円)が、ゴールデン・グローブ賞もけん引する結果となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル150円計算)

 日本映画では、宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』がアニメーション作品賞と音楽賞(久石譲)の2部門ノミネート。アニメーション作品賞には新海誠監督の『すずめの戸締まり』もノミネートを果たした。

 長きにわたってハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が主催してきたゴールデン・グローブ賞だが、HFPAは人種差別やスタジオからの接待などが問題視されて今年6月で解散。現在は、投資会社エルドリッジ・インダストリーズが子会社であるテレビ制作会社ディック・クラーク・プロダクションズを通して主催している。授賞式は2024年1月7日(現地時間)に開催される。(編集部・市川遥)

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映画部門のノミネーションは以下の通り。

■作品賞(ドラマ)
『オッペンハイマー』
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
マエストロ:その音楽と愛と
『パスト・ライブス(原題) / Past Lives』
『アナトミー・オブ・ア・フォール(英題) / Anatomy of a Fall』
『ザ・ゾーン・オブ・インタレスト(原題) / The Zone of Interest』

■作品賞(コメディー/ミュージカル)
AIR/エア
『アメリカン・フィクション(原題) / American Fiction』
『バービー』
『ザ・ホールドオーバーズ(原題) / The Holdovers』
『メイ・ディセンバー(原題) / May December』
哀れなるものたち

■興行成績賞
『オッペンハイマー』
『バービー』
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
ジョン・ウィック:コンセクエンス
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR

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■男優賞(ドラマ)
ブラッドリー・クーパー 『マエストロ:その音楽と愛と』
キリアン・マーフィ 『オッペンハイマー』
レオナルド・ディカプリオ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
コールマン・ドミンゴ 『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
アンドリュー・スコット 『異人たち
バリー・キオガン 『Saltburn』

■男優賞(コメディー/ミュージカル)
ジェフリー・ライト 『アメリカン・フィクション(原題) / American Fiction』
ポール・ジアマッティ 『ザ・ホールドオーバーズ(原題) / The Holdovers』
マット・デイモン 『AIR/エア』
ホアキン・フェニックス 『ボーはおそれている
ティモシー・シャラメ 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり
ニコラス・ケイジ 『ドリーム・シナリオ(原題) / Dream Scenario』

■助演男優賞
ライアン・ゴズリング 『バービー』
ロバート・ダウニー・Jr 『オッペンハイマー』
マーク・ラファロ 『哀れなるものたち』
チャールズ・メルトン 『メイ・ディセンバー(原題) / May December』
ロバート・デ・ニーロ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ウィレム・デフォー 『哀れなるものたち』

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■女優賞(ドラマ)
リリー・グラッドストーン 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
キャリー・マリガン 『マエストロ:その音楽と愛と』
サンドラ・フラー 『アナトミー・オブ・ア・フォール(英題) / Anatomy of a Fall』
アネット・ベニング 『ナイアド ~その決意は海を越える~
グレタ・リー 『パスト・ライブス(原題) Past Lives』
ケイリー・スピーニー 『プリシラ(原題) / Priscilla』

■女優賞(コメディー/ミュージカル)
エマ・ストーン 『哀れなるものたち』
マーゴット・ロビー 『バービー』
ナタリー・ポートマン 『メイ・ディセンバー(原題) / May December』
ファンテイジア・バリーノ 『カラーパープル』 
ジェニファー・ローレンス 『ノー・ハード・フィーリングズ(原題) / No Hard Feelings』
アルマ・ポウスティ 『枯れ葉

■助演女優賞
エミリー・ブラント 『オッペンハイマー』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ 『ザ・ホールドオーバーズ(原題) / The Holdovers』
ダニエル・ブルックス 『カラーパープル』
ジュリアン・ムーア 『メイ・ディセンバー(原題) / May December』
ジョディ・フォスター 『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ロザムンド・パイク 『Saltburn』

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■監督賞
マーティン・スコセッシ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
クリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』
グレタ・ガーウィグ 『バービー』
ヨルゴス・ランティモス 『哀れなるものたち』
ブラッドリー・クーパー 『マエストロ:その音楽と愛と』
セリーヌ・ソン 『パスト・ライヴズ(原題) / Past Lives』

■脚本賞
グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック 『バービー』
トニー・マクナマラ 『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』
エリック・ロス&マーティン・スコセッシ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
セリーヌ・ソン 『パスト・ライヴズ(原題) / Past Lives』
ジュスティーヌ・トリエアルチュール・アラリ 『アナトミー・オブ・ア・フォール(英題) / Anatomy of a Fall』

■音楽賞
『哀れなるものたち』
『オッペンハイマー』
『君たちはどう生きるか』
『ザ・ゾーン・オブ・インタレスト(原題) / The Zone of Interest』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

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■歌曲賞
「Addicted to Romance」 『シー・ケイム・トゥ・ミー(原題) / She Came to Me』
「I’m Just Ken」 『バービー』
「Dance The Night」『バービー』
「Peaches」『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
「Road to Freedom」 『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男
「What Was I Made For?」 『バービー』

■外国語映画賞
『アナトミー・オブ・ア・フォール(英題) / Anatomy of a Fall』(フランス)
『枯れ葉』(フィンランド)
『イオ・カピターノ(原題) / Io Capitano』(イタリア)
『パスト・ライヴズ(原題) / Past Lives』(アメリカ)
雪山の絆』(スペイン)
『ザ・ゾーン・オブ・インタレスト(原題) / The Zone of Interest』(イギリス)

■アニメーション作品賞
『君たちはどう生きるか』
マイ・エレメント
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『すずめの戸締り』
ウィッシュ

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