志尊淳、事務所独立への思い明かす 出資受け感謝「これからは恩返しをという気持ち」
29日、俳優の志尊淳が、所属するワタナベエンターテインメントとの専属契約を31日をもって終了し、個人事務所を立ち上げることを発表、Instagramに事務所への感謝と俳優業への思いをつづった。
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ワタナベエンターテインメントはこの日、志尊について「この度、弊社所属の俳優・志尊淳は、弊社との契約満了に伴い、 2023年12月31日をもちまして、個人会社にマネージメント業務を移行することをご報告申し上げます」と報告。今後について「個人会社に出資という形で志尊淳をサポートして参ることと致しました」と発表した。
志尊も自身のInstagramで「2023年12月31日をもちまして、2011年から12年間お世話になりました、株式会社ワタナベエンターテインメントとの専属契約を終了し、今後は志尊淳個人としてやっていくことになりました」と発表。ここ数年の活動や、急性心筋炎による休養などを振り返りながら「自分自身の仕事観・人生観が変わり、これからはこれまで以上に責任を持ち、色んなことに挑戦していきたいと考えるようになりました」と理由を明かした。
今後も、出資という形でサポートを受けるワタナベエンターテインメントには「15歳の何者でもない僕を拾ってくださり、こんなに沢山のことを経験させていただき、学ばせていただき、沢山の人に応援していただけるようになったのもワタナベエンターテインメントの皆さんのご尽力あってのことです。僕の芸能人生、そして僕の人生の約半分はワタナベの皆さんと共に形成されました。これからは恩返しをという気持ちを持って今まで以上に精進していきたいと思っています」と感謝。
そのうえで「今まで通り変わらず精進しこの俳優業に向き合っていきたいと思っております。これからも沢山の人と出会い、創作できることを楽しみにしております」と決意をつづっている。
志尊は2011年に俳優デビュー。特撮ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」(2014~2015)の主人公・ライト/トッキュウ1号役で注目を浴び、その後も「きみはペット」『帝一の國』「半分、青い。」『HiGH&LOW THE WORST』など多彩な役に挑戦。今年もドラマ「らんまん」「フェルマーの料理」などに出演し、人気漫画を実写化したNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」が配信されるなど活躍の年となった。( 西村重人)