「海賊になった貴族」シーズン2で打ち切り
18世紀に実在した海賊紳士スティード・ボネットの半生をざっくりとベースにしたコメディードラマ「海賊になった貴族」が、シーズン2をもって打ち切りになった。米ストリーミングサービスのMaxが発表した。
「海賊になった貴族」は、裕福な地主の生活を捨てて海賊の船長となったスティード(リス・ダービー)が、悪名高き海賊“黒ひげ”(タイカ・ワイティティ)と出会ったことから巻き起こる騒動を描いたコメディー。ワイティティは製作総指揮も務め、2022年にシーズン1が、昨年10月にシーズン2が配信された。
クリエイターのデヴィッド・ジェンキンスはシーズン3での完結を望んでいるとVarietyに語っていたが、打ち切りとなってしまった。Maxの広報は「Maxは『海賊になった貴族』シーズン3の制作を進めませんが、この喜びに満ち、面白く、心のこもった物語をとても誇りに思っています」と製作陣とキャスト陣、そしてドラマを愛してくれたファンに感謝している。
「海賊になった貴族」シーズン1及びシーズン2は、日本ではU-NEXTで配信中。(編集部・市川遥)