『エクソシスト』続編シリーズ第2章から監督降板 公開予定外れる
映画『エクソシスト 信じる者』の続編企画から、監督のデヴィッド・ゴードン・グリーンが離脱したとVarietyほか各メディアが報じた。米ユニバーサル・ピクチャーズは、第2章となる次回作『ザ・エクソシスト:ディシーバー(原題) / The Exorcist: Deceiver』を2025年4月18日に全米公開すると発表していたが、グリーン監督の降板を受けて公開予定から外された。
名作『エクソシスト』(1973)の正当続編として制作された本作は、悪魔にとり憑かれた、二人の少女がもたらす恐怖を描くホラー。『ハロウィン』の続編シリーズを成功させたグリーン監督がメガホンを取り、前作で悪霊に憑依(ひょうい)された少女の母親を演じたエレン・バースティンも復帰したが、芳しい評価を得ることができず、全米ボックスオフィスランキングで首位デビューこそ飾ったものの、オープニング興収も予想を下回る結果となり、軌道修正を迫られていた。
次回作『ザ・エクソシスト:ディシーバー(原題)』はユニバーサルの公開予定から外され、その代わりに『イコライザー』のアントワーン・フークア監督が手がけるマイケル・ジャクソンさんの伝記映画が2025年4月18日に公開される予定。制作会社のブラムハウス・プロダクションは、新たな監督探しを進めているという。(編集部・入倉功一)