『SPY×FAMILY』がV4で興収50億円に迫る 重岡大毅主演『ある閉ざされた雪の山荘で』が2位のスタート
映画週末興行成績
1月12日～14日の週末映画動員ランキングが15日、興行通信社より発表され、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が4週連続で首位をキープ。週末3日間で観客動員22万7,000人、興行収入3億1,700万円をあげ、昨年12月22日から公開24日間で動員数361万人、興収48.5億円を突破している。
興収50億円超えも迫る『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は、1月20日にフォージャー家キャストに加えゲスト声優の中村倫也・賀来賢人が登壇する大ヒット御礼舞台挨拶が行われる。新作では、3本がランクイン。2位に東野圭吾が1992年に発表したミステリー小説を重岡大毅主演で映画化したサスペンス『ある閉ざされた雪の山荘で』、3位にDCコミックスのヒーローで、海の生物を操る能力を持つ海底王国アトランティスの末裔（まつえい）を主人公にしたアクションの続編『アクアマン／失われた王国』、8位に「女の園の星」などの和山やまの累計60万部を突破する同名漫画を綾野剛と16歳の新星・齋藤潤の共演により実写化する『カラオケ行こ！』。
『ある閉ざされた雪の山荘で』は、初日から3日間で動員15万人、興収2億1,900万円超え。『アクアマン／失われた王国』は初日から3日間で動員14万8,000人、興収は『ある閉ざされた～』を上回る2億3,900万円を記録。
4位は、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が前週よりワンランクダウンも好成績が続き、累計成績は動員251万9,000人、興収31億7,400万円。公開9週目を迎えた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が前週より3ランクアップし、累計では動員156万9,000人、興収22億3,700万円を記録。モノクロ映像版も公開された公開11週目の『ゴジラ-1.0』が7位をキープし、累計では動員346万4,000人、興収53億2,500万円となっている。
今週は、野田サトルの累計発行部数2,700万部を突破する人気漫画を山崎賢人（※「崎」はたつさき）主演で実写化する『ゴールデンカムイ』や、福山雅治が2023年夏に日本武道館で行ったコンサートを、福山自身が監督を務めて映像化する『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸（さき）わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』、『ソーシャル・ネットワーク』などのジェシー・アイゼンバーグの長編劇映画監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2024年1月12日～1月14日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（1）『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』：4週目
2（初）『ある閉ざされた雪の山荘で』：1週目
3（初）『アクアマン／失われた王国』：1週目
4（3）『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』：6週目
5（2）『ウィッシュ』：5週目
6（9）『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』：9週目
7（7）『ゴジラ-1.0』：11週目
8（初）『カラオケ行こ！』：1週目
9（4）『TVシリーズ特別編集版『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』』：2週目
10（6）『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』：6週目