田中圭「おっさんずラブ」続編で一人二役!第4話でお隣さんの正体明らかに
田中圭が、主演ドラマ「おっさんずラブ」の続編「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系、毎週金曜夜11:15~深夜0:15・全9話)で一人二役に挑んでいることが明らかになった。26日放送・第4話で、主人公・春田創一のほか、怪しいお隣さん・和泉(井浦新)のかつての後輩を演じる(※一部ネタバレあり。第4話の展開に触れています)。
2018年の連ドラ版から5年ぶりの続編となる本作。アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中)と牧凌太(林遣都)の新居に、早期退職して再就職を果たした“家政夫のムサシさん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が乱入し、春田を巡る嫁姑バトルが勃発する。19日放送・第3話では、春田と、その部下でお隣さんでもある和泉のキスを目撃した武蔵が、職業を利用して和泉と六道(三浦翔平)の自宅に潜入。キッチンの引き出しに拳銃があったり、クローゼットに札束があったりとますます和泉と六道の正体が怪しくなってきたと思ったら、春田と牧が偶然目にした和泉のペンダントには春田の弾ける笑顔の写真が収められていた……。
謎が膨らむお隣さんたちだが、次回・第4話ではついにその正体が明らかに。和泉のペンダントに収められていた写真の人物は、和泉の警察時代の後輩であり、春田に瓜二つの恋人・真崎秋斗。数年前、元公安の警察官だった和泉と、後輩・秋斗の悲しい過去が描かれる。なぜ和泉は警察をやめて「天空不動産」に転職したのか、なぜ秋斗の写真を大切に身に着けているのか、そして菊之助と同居している理由は? といった謎の数々が明かされる。
田中は、和泉の公安時代、警察学校時代の回想シーンで秋斗を演じるにあたり「新さんが作り出す和泉がすごいんですよね。和泉はものすごく真剣だし、演じる新さんも本当に“一途に秋斗を思う和泉”でいてくれるからこそ、“面白いシーンにしようとしていない面白さ”みたいなものがあって、それがすごく素敵です。短い時間の中にも、秋斗というキャラクターや、和泉の説得力みたいなものを何とか埋められたらいいなと思って、真剣に演じています」とコメントを寄せた。
第4話では、お隣さんの秘密のほか、介護問題やディーン・フジオカ演じる新キャラクターも登場。3泊4日の北海道出張が決まった牧の代わりに、春田がぎっくり腰で動けなくなった義父・芳郎(春海四方)の介護に奮闘。さらに、マッチングアプリで詐欺に遭うなど迷走中の武川政宗(眞島秀和)と恋愛リアリティーショーで出会う“今世紀最高峰のバチェラー”ラガーフェルド・翔役でディーン・フジオカがカメオ友情出演する。
田中のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
田中圭
和泉は初回から、「この人、絶対何かがある!」と感じるものがあったので、すごく興味をそそられますし、「なんでだよ!!」とツッコみたくなる面白さもあるんです。やっぱり新さんが作り出す和泉がすごいんですよね。和泉はものすごく真剣だし、演じる新さんも本当に“一途に秋斗を思う和泉”でいてくれるからこそ、“面白いシーンにしようとしていない面白さ”みたいなものがあって、それがすごく素敵です。短い時間の中にも、秋斗というキャラクターや、和泉の説得力みたいなものを何とか埋められたらいいなと思って、真剣に演じています。 今回僕が演じる秋斗が春田と違うのはもちろんですが、公安時代の和泉も普段の和泉とは全然違うので、楽しく演じさせてもらいました。個人的には、今までいろいろな役を演じてきた中で、見た目が変わらないまったく別の人物というのは、得意分野ではあるので(笑)、雰囲気から何から、全部春田とは変えよう!と思って演じております。3話終わり、「これ春田じゃないの!?」というところから、4話で秋斗という新しいキャラクターが出てきます。この後も春田が秋斗と少し絡むシーンがありますが、“どういうこと?”と思うシーンになっていると思います。“おっさんずラブファミリー”に秋斗という新しいキャラクターが加わりましたので、和泉の謎と合わせて今後も楽しみにしていてください!